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【初歩】各言語における未来形の言い方【比較】

〇英語 → will+動詞の原形

明日は雨だろう。
It will rain tomorrow.

〇ドイツ語 助動詞「werden+動詞の不定形(原形)」

Morgen,Es wird rengen.(明日は雨だろう。)

→werdenは英語のwillに相当するが、主語によって格変化(1~3格、単数or複数)
→動詞の不定形は、文末に置く。

〇フランス語(直説法単純未来)

上記の分でいう「明日は雨だろう」といった文の場合、フランス語には「うwill」といった便利な助動詞がない。
その代わりに、フランス語では動詞を変化させる。
動詞の語尾を格変化(1~3格、単数・複数で6通り)させることによって、動詞を見ることによって未来形かどうかがわかる。

Demain,il fera mauvais.(明日は雨だろう)

→動詞「fera」が動詞「femer(近い)」の未来形であり、ここでは「il(彼、それ)」といった3人称・単数であるため、語尾は「-a」に変化させている。(erを除いて、語幹部分ferに+-aをしている)

フランス語には、上のような未来形以外にも「近接未来」といった表現がある。これは上記の英語やドイツ語と似ており、「aller+動詞の原形」により表現する。
allerは「行く」という表現である。従って近接未来の訳し方としては「~するつもり」や「~しに行く」といった訳がある。これらは適宜使い分ける。


以上。


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