【アートセラピー】入門:第1部 基本的な知識・概念
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以下より【第1部】です。お楽しみいただければ幸いです!
■第1部 アートセラピーの概念と全体像(捉え方、効用)
①『アートセラピー/Arts Therapy:芸術療法』とはなにか
絵を描いたり、切り貼り(コラージュ)や粘土造形など、おもに言葉以外(非言語)の表現で、言葉にならな い気持ちを表わすことから始まります。
表現する過程で生まれた“創作物”や“絵画(ドローイング)など”は、セラピスト/ カウンセラーとの間におかれ、感じたことを伝え合ったり意味づけをしていくことにより、気づきを得る媒体となります。
この気づきを得るプロセス(過程)をサポートしたり、必要とされる治癒や自己回復を促すのがセラピスト/カウンセラーの役割になります。
つまり『アートセラピー』とは
作品を作ることが目的ではなく、気持ちの表現(作品)を介して自己肯定感や自信回復、治癒を促すなど「クライエントにとって望ましい変化」をもたらす行為なのです。
このプロセスを繰り返すことで問題解決や自己回復をめざす「心理療法」のひとつです。
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