マガジンのカバー画像

『わてト隊レポート』 マガジン

8
『わてト隊レポート』という30数年前に 綴られた文章群(1992年3月初版発行) 『わてト隊』 とは・・『わてらは、トップにこだわり隊』というバス釣りグループ(q.f 久保田も… もっと読む
総文字数:23,000字超の大作(全8本、試し読み出来ます)
¥500
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

『わてト隊レポート』 とは.. (最初にお読みください)

工房の片付け(断捨離)をしていて見つけた、懐かしのファイル。 中身は『わてト隊レポート』という A4コピー紙に綴られた文章である。 1992年3月初版発行なので、すでに30年の時を越える・・ 『わてト隊』 とは、『わてらは、トップにこだわり隊』という バス釣りサークルというかグループのこと(q.f 久保田もその一員) *表紙画像は、わてト隊 琵琶湖釣行 でのひとコマ(久保田撮影) 隊員は総勢10名程いたが、常時連んで釣行していたのは5名ほど。部外者から『バタくさい名前や

+21

『わてト隊レポート』追加画像

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

わてらは、トップにこだわり隊 (説明)

このわてらは、トップにこだわり隊の発足理由、並びに隊のモットー規律、規則、規定、その他もろもろ色採りどりこまごましたものの、理由説明をしておきます。 まず、この隊名は、私がですね。赤い車でですね。仕事しながらですね。何かおもろい事でもいっちょうやったろうか!などとですね。殆ど発作的に、考えついたのですね。(しかし、ですね語は、疲れるのでもう止めます) わてらは、トップにこだわり隊、 略して わてト隊 の隊訓 一、バスフィッシングにおいて、トップウォーターゲームが一番面白

回覧版 わてト隊レポート NO. 1

いやー実に力入りますね。力が、なにせ記念すべき、第1号の、わてト隊レポートですからね。しょつぱなからこけると、最後までこけてしまいますからねぇ。 力み過ぎて車の中で、へ をこかないように久保田君!などと、また、訳の分からない意味不明の物を書いて、御下劣なレポートには、したくない!かといって、くそ真面目な堅苦しい物も書かない。(書かないのではなく、書けないのが正しい) しかし、私は、声を、大にして、言いたい「ゲゲゲのキタロウではなく、下下下の路線で、突き進むのだあー」と、一

回覧版 わてト隊レポート NO. 2

わてト隊レポート二回目にして、「僕が、小説を書きますから載せて下さい」と、アーノルドクボタが言ってきた。私にとっては、嬉しい事である。 今年僕は、30になる。勿論僕の歳であるが、でもまだまだ青春しているのであります。 開高 健の著書「オーパ!」の中に、 一時間、幸せなりたかったら酒を飲み無さい。 三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。 八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。 永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。 — 中国古諺 — と、

回覧版 わてト隊レポート NO.3

連載 わてらのバスフィッシング 久保田健二 今も、今までも、 そしてこれからも、わてらはバスフィッシングと、 いい関係を続けていきたいと思う・・・。 バス・オブ・バス 僕の敬愛する羽鳥静雄氏の著書に、『バス釣りはまじめくさってやるほどおもしろい」と言う一節があるが、これほど端的に、バス釣りを表現している言葉は、他にないのではないかと思う。 バス釣りをまじめくさってやると言う事は、何もむっつりと黙り込んで神経質になるということではない。(実は正反対なのだ) 夢中にな

回覧版 わてト隊レポート N0.4

***** わてらの バスフィッシング 久保田健二 僕たちは、トップウォーターにこだわっている。 「なぜ?」と聞かれると、「楽しいから」と答える他にないのであるが、僕の場合、とりわけマイナー志向が強いということも一つの理由ではないかと思う。これは、昔からずっと直らない癖のようなもので、こればっかりはどうしようもない。 自分でも時々、呆れてしまうが… 皆が右を向けば、左を向いてしまう。 簡単に済ませられることを、わざと遠まわりしてしまう。 しかも、小さな頃から団体行動と

回覧版 わてト隊レポート N0.5

Farewell My Lovely" PLUG” Vol.1 大酒飲みと水澄まし  by Kenji Kubota 7~8年前、ウインドサーフィンにはまり込んでいた。僕は、雪の降る真冬もドライスーツを着込んで海に入っていた。冬場の強い北風は、流されることを考えると恐い日もあったが、その圧倒的なパワーとスピードは魅力的だった。 でも、春が待ちどうしいのはみんな同じで。3月に入って暖かい日が続くと風がなくても行きたくなる。で、いざ水に入るとこれが意外にも冷たい。外の気温が暖