雲の向こう

暑い日が続く
駅前のベンチに座り行き交う人々を眺める
蝉がないている

療養をしようと決めた
期間を決めて療養をしようと判断した
苦しみから逃げる形にもなる

朝、出社時間まで
行けるのかor行けないのか
の苦悩の時間
連絡出来るのかor出来ないのか
の苦悩の時間
そこから逃げる形にもなる
私の人生の半分は上記の苦悩の時間で出来ている
正確には違うが大げさでもない。

今は
生きるのかor死ぬのか
又は
死にたいのかor死にたくないのか
の苦悩の時間がないので
この状態で療養をしたいと思った

今、生きることを心地よく思う経験を連続して経験したいと思っている

生きることを
心地よく
思う経験を
連続して
経験したい

生きていることは良いことだと体に教えたい

お昼ご飯を美味しく食べたり
夏の暑さを何の制限も持たず、ただ暑いなと思ったり
暑い中、アイスを食べながら歩いたり
１日1000円内と決めて過ごしたり

安定を感じつつも、軽くトライをして
大丈夫なのを感じたり

仕事の前に、生きることをしてみたくなった。

胸を張って歩く
そんな人はあまり見かけない
私は胸を張って歩きたいのだ心から

生きることが難しいはず無いと
昔から思っている

今まで何度も諦めかけた人生は
今回もめげずに行こうと思う

息子がパパとゲームをやりたがっている
ママが私を待っている
出会ってからずっと待っている

風が雲を大きくする
遠くの空で雲が天上に広がっている
風が強く吹いている