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神経発達症(発達障害)息子の母になる⑥


○2つの療育センター○


わたしたちが住んでいる地域の
療育を受けるべき子供達が1番初めに行くのは

市内の療育センター、
市外の療育センターの二つです。



この二つの違いは、ざっくり言って

病院としての役割があるかないか。
大きいか小さいか。

かな、と思います。


市内のセンターは地域密着型で
作業、言語ふたつの療育のほかに水療育(早い話がプールでの活動)

保育園や幼稚園、学校の訪問支援
在宅介護が必要なお子さんのおうちに伺っての支援もろもろ有り。

育児やその他相談事も請け負って下さっています。先生方への指導も行っています。


市外のセンターは

小児科があり、
摂食外来あり、
歯科があり、
泌尿器科があり
(他にもリハビリができるような設備もあるらしい)
全身麻酔を使って脳波も見てくれます。


知的発達症の子は、
てんかんがあることも多いそうで
脳波を見て調べるそうです。

てんかんを持つ子の中には、
ただひたすらボーっとするだけの
気絶しないてんかん
、があるそうで
そういう症状を発見するために脳波を見るのだそうです。

薬も出ます。

(ただし内科的な役割はないので熱風邪を引いたらお休みしなければなりません)

子供から大人までたくさんの人が来ています。
親子入院なんかもやってました。

作業&言語療法だけで見ると
する事は市内のセンターと、
さほど変わりはありませんが
広さが断然違います。

息子のようにアクションが大きい多動の子には
ぴったりです。

作業療法室では
先生と一緒に楽しそうに暴れ回っています。


※基本的に作業療法の時間は
走り回ったり体や手足を動かしていて

言語療法の時間は
パズルをしたり、ままごと遊びをしたり
先生の言葉に従って、手作り感あふれるおもちゃで遊んだりしています。

これは市内、市外のセンター
共にほとんど同じ内容かなと思います。

息子は市内のセンターでも
市外のセンターでも、この上なく楽しそうに
はしゃぎ回っていました。


この時間は、
なんかあの子おかしくない?と奇異の目で見る人もいない

躾が悪い
たくさん人に会わせないからそうなったんだ

と罵られることもありません。



わたしにとっても穏やかな時間でした。

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