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心肺停止した時に目撃者がいたかどうかが重要




母の鍼灸の先生のおすすめ
「人は死なない」という本を
ちびちび読んでは、
感動してます。


心肺停止患者の蘇生ガイドラインがあると
書かれてます。


心肺停止状態となった傷病者の
予後についてなのですが、

①原因は心臓か。
それとも事故による外傷や
溺水などであるか。

②目撃者はいたか

③そばにいる人による
心肺蘇生措置がされたかどうか

④初期心電図の波形が心室細動かどうか。



4つの条件

原因は心臓
目撃者がいる
傍にいる人による心肺蘇生がなされた
初期心電図が心室細動を示した



満たす場合のみ完全社会復帰が期待でき、
一つでも満たさない場合は
極端に予後が悪化する
ことが分かってきました。

『ウツタイン様式』
ノルウェー国際蘇生会議にて作成


私は医師ではないし、
道を歩いていれば
看護師とはいえ
蘇生に慣れてないので
ほぼ一般人なのですが、

心肺停止した人の

目撃者と
蘇生する人

には
なるのかもしれない。


心肺停止している人が
社会復帰できるかどうかにおいて、
4つのガイドラインのうち、
2つを
私たち一般人が
背負っている。

なんかすごく、
しっかりしなきゃ、というか、

医師を神様扱いしてばかりではなく、
ひとりひとりが
やることできたらいいなって
そんなことを思いました。


そして先日、
こんなニュースが。

「韓国のジムで倒れた男性を
そばにいた男性が
心肺蘇生しながら救助を待った。
病院に搬送され、10日後に退院した」

というニュースです!


目撃して
蘇生して
短期間で退院。


わー。
これじゃん。


そして、蘇生した人は、
プライベート中の警察官でした。

蘇生には慣れてないけど、
人を助けたいという気持ちには
あふれていた。
なんだか
近い存在に感じました。

プロじゃなくても、
できることがある!!









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