新社会人のサバイバル日記:筋トレマネジメントと言葉の力

 4週目の投稿になり、三日坊主にならなかったことに安堵している私がいる。新社会人になり、早くも2か月が経とうとしている今、時間があっという間に過ぎるなんて言葉は言わない。この2か月弱、私は「時間の価値」を知り、やれることにコミットしてきた。もちろん改善の余地はまだまだあり、伸びしろしかないことも事実。ここで私の新社会人としてのモーニングルーティンを少し紹介したい。

新社会人のモーニングルーティン

  1. 6時起床

  2. 英語学習10分間

  3. ファイナンス学習(主に株)約20分間

  4. バナナ+プロテイン

  5. 準備

  6. 出発

こんな具合だろうか。細かい点は多々あるが、出発までのルーティンはこんな具合である。加えて、週2回の有酸素運動と週3回のウエイトトレーニングを行うことを決めており、「1週間のスケジュールの中でどこに組み込もうか」と日々見通しを立て実行に移している。ある記事で「仕事ができる社会人は筋トレをやっている」という抽象的な記事があったが、私も激しく同意する。何をもって仕事ができるとするかはここでの主題ではないため割愛するが、筋トレは自身へのマネジメントである点が重要だ。筋肉をつけるためには中長期の計画で進めていかなければならない。筋肉に限らず、短期的に得られる成果のほとんどはまやかしであり、脆いものだと断言したい。筋トレをするうえで、自身のスケジュールを管理し、先を見通したうえで予定を決めていく。また、筋肉を育てていくためには食事、睡眠にも気を配らなければならない。ケアする部分が多いが、これは自身への投資的な側面もある。ましてや習慣としていくためには、身体的・精神的な壁を乗り越えていかなければならない。まさにマネジメント能力が鍛えられる。私はマネジメント能力が主で、付属的なものとして筋肉がつく、とさえ思っている。

 私が社会人一年目からトレーニングに重点を置く理由はもう一点ある。それは「さらに」健康を維持し、強化していくためである。私の目標は起業家として経営者としてワクワクを探求し続けていくことである。舞台は世界だ。抽象的であるため細かく言うと、世界のどこにいても生活していける経済的基盤を整えたい。国際人として、様々な人種の方たちとコミュニケーションを取り、景色を見て、体験する。これに加えて事業もやると言えば、絶対的に必要なものは「元気な体」である。だからこそ、今のフィジカルも最高なものがあるが、「さらに」元気で強い体をつくるために励んでいるわけである。つらつらと大層なことを言っているが、単純に体を動かすことが好きなだけである。

 先週、職場で興味深いことがあった。一つ上の先輩と華金の予定について話していた時のこと、先輩は浮かない顔をしていた。仕事後に友人とお風呂に行くという。浮かない理由はお風呂の値段の5000円である。先輩も銭湯やサウナは好きなようだが、出しても2000円前後だったという。この感覚は私も共感できるが、友人は予約もしてくれており、行くことは決定済みだという。私は同情することもできたが、大切な華金を最高の時間にしてもらいたいと思い、このような言葉をかけた。「5000円は確かに高額ですが、その分いつも行っているお風呂屋さんの客層とは少し違ってくるんじゃないですかね。また、施設の充実さやサービスの質などにも注目してみるとより面白いと思います!学生だと5000円は出せないこともありますが、社会人になったからこそ払える境遇なんですよ!普段行かないところに行くことは新たな学びしかないです。私がいけない分、どんな様子だったか教えてくださいね。」と伝えた。上記の言葉を伝えると、先輩も共感してくれ、友人とのお風呂後には「すごく良かったよ!週明けに話すね」と連絡もくれた。

 以上のことから、「何のために払うのか」を明確にすることの重要性を学んだ。もちろん「友人と楽しむため」という理由も素晴らしいが、割高でも一流のサービスに触れ、「私の基準と実体はどのくらいギャップがあるのだろう」「この人と話すことで自分の想いを整理し、自身を客観視するためにこのコーヒー代を払う」などと意味づけをする人とでは、将来の結果は明らかだろう。また、脳はシンプルである。仮に銭湯の値段のみがネックであれば、「私はこの価格に見合わない」と認識し、自分の価値は低いと捉えかねない。行かない選択をする場合でも、別の視点での脳内アプローチをして参りたい。

 言葉はシンプルである。だからこそ、慎重に扱わなければならないと思う。言葉が自身を形成するのだから。言葉を大切に生活していきたい。

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