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猫にまたたび~タントラマンへの道(第105話)

蘭:性欲が減退していても、美女とは仲良くなりたいんですね!(笑)

TM:確かに!(笑) 僕はやっぱり「美しいもの」が好きなんだよ。地球に来た目的も、プレアデスに居た時に「地球って星は信じられないくらい美しいところだから絶対に行ってみた方が良い」っていう噂を聞いたことがきっかけだからね。
地球の自然だったり、人間が創り出した音楽だったり、美しいものに惹かれるんだ。 そして、ただ美しいだけでなく、そこに神秘性を感じることが出来るのが理想なんだ。
で、僕にとってはその最たる対象が女性だし、女性の中でも僕が惹かれるのはとびっきりの美人なんだな。 まさに「猫にまたたび」だな。

蘭:「猫にまたたび」、「TMさんに美女」、かぁ!

けど、そのプレアデスとかのお話って、本当なの?
怪しすぎるって言うか、馬鹿らしいっていうか。
なんでそんなこと言ってるの? 本気で信じているの?

TM:もちろん、信じているよ!(笑)
だって、信じた方が面白そうだから。
僕も最初にその話をチャネラーから聞いた時には、馬鹿らしく思ったし、証明もできないのを良いことに出まかせを言ってるだけだろうって思ったからね。
でも、そのうちに、それを信じた方が楽しく生きられるんじゃないかとも思うようになってね。
だって、プレアデス星人のことをググってみたら良いことばっかり書いてあったから、これはいただきまぁ~す! ってことにしたわけ。
例えば、プレアデス星人の特徴としては、
1:美意識が高い
2:愛の思いが強い
3:霊性が高い
4:魔法の力も得意
5:世の中を発展させたり進歩させる力
6:スポットライトを浴びるのが好き
7:ナルシスト
8:貴族意識
等が挙げられていたんだけど、最初の3つまでは僕そのものでしょう!(笑)
そして、4以降はまだ封印されているけど、今後、発現してくるに違いない!・・・と思ってる。 

というわけで、僕はプレアデス星人として生きることに決めたんだよ。

蘭:なるほどね~、そういうのもありかも!
じゃぁ、わたしは何星人なのかなぁ?

TM:蘭ちゃんは、イン・ランせいじんだよ。
ただし、「せいじん」の「せい」は『忄(りっしんべん)』に『生きる』の『せい』で『性』。つまり『淫乱性人』!

蘭:もぉ~~っ!! でも、それも良いかも! わたし、性を極めるために地球に来たってことにしようかな。だって、性を極めるためには肉体が必要なのに、宇宙では肉体を持てないのが普通なんでしょう?
そこで性の探究を志す魂にとっては憧れの唯一無二の貴重な星が地球。
地球は肉体を纏うことが許されている貴重な星として有名だから。
なので、わたし、これからは淫乱性人『蘭』として生きることを誓います!

TM:単純と言うか素直と言うか!(笑) まぁ、でも、そこが蘭ちゃんの魅力でもあるから、これでいいのだ!

蘭:はい! それで、ハーフちゃんの他にターゲットは現れなかったの?

TM:そうだねぇ。独身の子では現れなかったけど、魅力的な人妻ならいたよ。でも、さっきも話したけど不倫はしない主義なので、友達としての付き合いは料理教室を卒業してからも続いたけど手は出さなかった。

蘭:ふぅ~ん、やっぱりもどかしいな~。
料理教室以外にも行ったところはなかったの?

TM:あるよ。ハーフちゃんに避けられるようになったことが結構ショックでさ。ハーフちゃん以外でも、初体験の彼女とか、不二子やきこちゃん、その他にもそこそこ男女の仲になるまでは行っていたのに本格的に交際にはいたれなかったのは、何か自分に原因があるんじゃないかって思い始めてね。
たまたまネットで見かけた「カウンセラー養成スクール」に通うことにしたんだ。

蘭:カウンセラー? なんでまた?

TM:自分でも良くわからないんだけど、カウンセリングを学べば何か判るんじゃないかって気がしたんだ。直観的にね。それに、多分、新しい出会いにも期待していたところもあったんじゃないかな。ハッキリとした記憶は残ってないけど、それまでの行動パターンからはそんな推測も十分にできそうだよね(笑)

蘭:「猫にマタタビ」ですものね!
それで、またたびにはありつけたの? カウンセラーには成れたの?

TM:いいや。どちらも「NO」だった。
養成コースの途中で辞めちゃったよ。

蘭:どうして?

TM:そこは自分がいるべき場所では無いって感じたんだ。いつものようにね!(笑)
と言うのは、そこに集まって来てる人の多くは病みすぎてるように感じたんだ。カウンセラーも含めてね。カウンセリングを受けに来ているんだから当たり前なのかもしれないけど。
直観的に、僕がやりたいのはカウンセリングでは無いなってその時は思ったんだね。
それと、カウンセラーになるためには、自分もカウンセリングを受ける必要があるんだけど、それがまた嫌いでね。
自分の秘密をカウンセラーに話すのが嫌だったんだ。
そういう意味では、僕自身も病んでたのかもしれないよね。
でも、当時はそんな風には考えていなくて、「自分はこの人たちのように病んでなんかいないんだからここにいる必要はない」って考えたんだ。

蘭:へぇ~! TMさんって秘密主義者だったんですか!?
今はこんなになんでもかんでも明け透けにお話ししてくれてるのに!?
っていうか、もうデリカシーなさすぎって感じちゃうくらいですよ!

TM:そうだね。デリカシー無いって言われることは時々あるよ。
特に、神経質っぽい女性から言われるかな。
誰もが自分と同じように「何を言われても気にしない」なんてことは無いってことをもっと真摯に受け止めておく必要があるんだなとはわかっているつもりなんだけど、ついつい・・・。

蘭:あ~、でも、わたしは何でもズケズケと本音を言ってもらえた方がスッキリして気持ちいいわ!
思っていないことを口に出して表面を取り繕ったり、腹の探り合いみたいなことは面倒なの。お互いにテレパシーで相手の本心が丸わかりになったとしても苦にならないような自分で居たいわ!

それで、カウンセラーになるのは辞めてからどうしたの?

TM:で、ちょうどその頃、NLPっていう心理学があるのを知ったんだ。
興味深く感じたのは、NLPを使ったカウンセリングの場合、カウンセリングで一番抵抗があった「カウンセラーに自分の秘密を説明する」っていうプロセスが不要ってことなんだ。
これなら、誰にも自分の秘密を知られることなく、自己完結で問題を解決できるんじゃないかって期待したんだ。
なので、早速NLPを習いに行ったよ。






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