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女は子宮で・・・~タントラマンへの道(第109話)

TM:そのウズウズ感覚は大事だよ!(笑)
身体の声、細胞の声をちゃんと聴けてるってことだからね。
じゃあ、せっかくだからもっとちゃんと聴いてあげたら良いよ。

蘭:うん。もうそうなって来てるぅ! インタビューどころじゃないよぉ!

TM:じゃあ、まずは楽な体勢になってごらん。そこのソファーに寝転がってもいいよ。

--蘭、椅子からソファーに移動して、仰向けになって横たわる。自分から進んで目を閉じる。

TM:そう。じゃあ、深呼吸してみようか。 って、もう自発的に始めてるみたいだね! そうそう、全身の力が抜けてリラ~ックスだよ~。
あとはもう、ウズウズに意識を集中してるだけで良いからね。

蘭:ウズウズがだんだん強くなってきた、ジンジンしてるぅ、気持ちいい!

TM:そのジンジンがどんどん全身に広がっていくのを感じて。

蘭:ん~~~ん! お、奥の方が熱いのぉ。熱いのが湧いてきてるぅ!
あぁ~~!
動きたい、動きたい!

TM:もう、動いてるよ。いくらでも動いて良いからね。声ももっと大きく出しても大丈夫だよ。
蘭ちゃん、身体柔らかいね! 凄いエビ反りだ。腰のくねらせ方もいやらしくて良い感じだよ。声も可愛いし、セクシーだよ。もっと聞かせて。

蘭:ああああ! 止まらないのぉ! いぃいいいいい!

--蘭、身体を反らせたりくねらせたりしながら絶叫を上げ続ける。

--1時間経過。やっと落ち着いてきたかと思いきや、そのまま爆睡。

--更に1時間経過。やっとお目覚めの様子。

TM:お帰り~。戻って来たね。

蘭:・・・・。凄い良かった・・・。

TM:そうみたいだね!(笑)
ずぅ~~っとイキッぱなしだったみたいだもんな。

蘭:そうなの。快感の大波が押し寄せてきて絶頂まで行くんだけど、
そこで止まっちゃうの。元に戻らないのよ。ずぅ~~っと続くの。
だから本当に死んじゃいそうだった。
でも、気持ち良過ぎるからからそのまま死んでも良いのかもなんて思ったら、ちょっとだけ絶頂から解放されるの。
でも、しばらくするとまたすぐにやってくるのよ。
大波っていうより、あれはもう津波だわ。
とにかくもう凄過ぎるし、気持ち良すぎるし。
なんなの、これ?

TM:なんなんだろうね?(笑) 僕は蘭ちゃんに指一本すら触れてないからね。
蘭ちゃんだって性感帯を自分で刺激したりはしてなかっただろ?
実は、最初の段階で僕が氣を送ったんだよ。で、蘭ちゃんがその氣をつかまえて自分でグルグルと体中に回し始めたんだな。

蘭:そうだったのね! ちょっといつもの皮膚感覚とは違うな~って感じだったんだけど、あれが氣だったのか!
「気のせい」じゃないわよね?(笑)

TM:少なくとも顕在意識では僕が氣を送ったのは知らなかったわけだから、「気のせい」では無いと思うんだ(笑)。
だから、性器の結合や摩擦や圧迫による刺激によってもたらされる快感とは全然別のものだってことは確かだね。

まぁ、刺激による快感だって実際に感じているのは脳なんだから、何かが脳に働きかけて快感を感じさせているんだと思う。
「氣」だったり「性エネルギー」にはそういう働きもできるんだろうね。
でも、もしかしたら、摩擦などの刺激による快感とは違って、氣や性エネルギーによる快感は脳で感じているのでは無いのかもしれないよ。
つまり、子宮は子宮自身で性エネルギーや氣を捉えて、そのまま脳を経由せずに自分自身で快感を感じているんじゃないかってこと。
あの動きを見てるとそんなふうにも思えてしまうんだよ。

蘭:うん。脳は関係ないかも!(笑)。 何かに乗っ取られてしまったみたいに身体が勝手に動いちゃって自分ではどうすることも出来ないんだもん。
思考なんかゼロだわ。

TM:物理的な刺激を使わないでもあんな快感をもたらすことが出来るものとしては、氣や性エネルギーの他に、自己催眠や暗示的な要素もあるんだと思うよ。特に、二度目以降はその要素の貢献度は高くなってくね。
条件反射に近いとも言えるかな。
どっちにしても、まだまだ未知の領域が広がっているのは間違いないから、もっともっと探求したいんだよ。

蘭:わたしも!

TM:ところで、かなり脱線してしまったけど(笑)、何の話をしてたんだっけ?

蘭:えぇ~~とぉ~・・・。わたしも記憶が飛んじゃってる^^;
ちょっとICレコーダーで確かめてみるね!

---ICレコーダー再生始まり

TM:あ、そういえば、僕は幼少期にしょっちゅう、
「自分は、誰かの夢の中の登場人物なんじゃないか?」っていう思いにとらわれていたことがあったな。
もし、本当に宇宙全体が誰かが創ったゲームプログラミングなんだとしたら、それは結構正しい認識だったのかもしれないね!

そう、だからもうちょっと大きくなってから、「孫悟空」の本を読んだときにさ、ラストで「孫悟空は自分では大冒険していたつもりだったけど、実際にはお釈迦様の手のひらの上で飛び跳ねてるだけだった」ってなるでしょう?
僕にはそのラストシーンが「自分は誰かの夢の中の登場人物なのではないか?」という思いと似ているというか、繋がっているように感じられた記憶があるんだよね。

--ICレコーダー再生終わり

蘭:孫悟空のお話だった! 孫悟空は大冒険したつもりだったのに、実際はお釈迦様の手のひらの上で飛び跳ねてただけだっていう。

TM:そうだったね。で、それは僕が幼少期からとらわれていた、「自分は誰かの夢の中の登場人物なのではないか?」っていう思いとも通じるように感じたってことを話したんだったね。

というわけで、話を元に戻すんだけどね。
僕はNLPを学んだ後、NLPよりも使えるし、効果を実感できることに出会ったんだ。
そして、それはお釈迦様にも関係あることだったんだよ。






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