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マズロー欲求!「自分VS.愛犬」~タントラマンへの道(第68話)

幸福度は愛犬の方が高い?

前回、戯れに愛犬をマズローの五段階欲求説に当てはめてみたところ、なかなかいい線行ってるようでした。

じゃあ、自分はどうなのだろう? ということで急遽、対戦カードを組んでみました。

マズローの五段階欲求説:自分編

  1. 生理的欲求:食欲面では、僕の方が選択肢が多いので満足度は高そう。睡眠欲ではいつでもどこでも好きなだけ自由自在に眠れている愛犬の圧勝。性欲は二人とも本来望んでいる状態からは程遠い感じがするのでので引き分け、と言いたいところだけれど、愛犬の場合は性欲の元を除去されているので性欲を感じていない可能性もある。ということは、僕の方がまだ性欲が残っていて、それが十分には満たされていないことになるので、やはり愛犬の勝ち?

  2. 安全の欲求:自分としては現時点では安全の欲求は満たされているようだが、心配な点を挙げ始めたらきりがないくらい思いついてしまう。例えば、食糧危機、エネルギー危機、病気、戦争、天変地異、等々。なので、これも将来の心配などすることなく今を生きることができている愛犬の圧勝。

  3. 社会的欲求:現状、能動的に参加している社会的組織はないので、愛犬とほぼ同じような状況と言える。これは、今後の人生を充実したものにしようとする場合には、非常に重大な問題なので、早急に対策を図る必要がありそう。これも全ての状況をありのまま受け入れることができ、しかも多くを望んでいなさそうな愛犬の圧勝。

  4. 承認欲求:強烈な承認欲求は無いように思うけど、もちろん皆無ではない。言うならば、「承認してもらいたい欲求はあるけれど、それは今の自分ではない。もっと実力をつけて自信が持てるようになってからならもっと強い承認欲求が出てくるかもしれないが。」というような感じ。     でも、これって、結局は承認欲求を抑圧しているだけなのでは? 知らんけど。まぁ、あれこれ自問自答しているようでいて実際は同じところをグルグル回っているだけの自分よりは、実際に関係する人々からからはもちろんのこと、偶然すれ違った人たちからも頻繁に「可愛い!!」と称賛されることが当たり前になっている愛犬の方がめっちゃ承認欲求も満たされている。ってことで、愛犬の圧勝!

  5. 自己実現欲求:「本当の意味での自己実現とは、ありのままの「状態」であり続けることです。」ということらしいのですが・・・。だとすると、これまた愛犬の圧勝ですね。僕などは、若かりし頃から、ありのままの自分を探すための旅に出て紆余曲折を経てきていても未だに真の自分自身を見つけたとは思えていないのですから。

  6. 自己超越欲求:これも、生まれながらにして実現している愛犬の圧勝は間違いなし。僕も、この自己超越状態こそ目指すべき境地だと考えているのだけれど、前段階である各々の欲求を満たした後でなければ実現できないのだとしたら、まだまだ遠い境地です。ただ唯一の救いは、ワンネス体験をしたことで、その手掛かりというか、片鱗は掴んでいるのかもしれないということかな。

ということで、愛犬ええねん♪とのマズロー対決は愛犬の圧勝に終わったのでした。



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