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リアルな探究学習入門

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320校の探究学習を支援している教育と探求社には、経験やエビデンスがたくさん集まっています。先生たちの試行錯誤の軌跡から、探究学習をめぐる最新トレンドまで、幅広くお伝えします。
運営しているクリエイター

#探究学習がすき

「困っている人」は僕だった。メンタルヘルス支援団体の代表と生徒の対話

社会課題の解決策を考える「ソーシャルチェンジ」に取り組む5校30チームが、9月29日にオンライ…

生徒と教師の「対話」が変えた「授業」「校則」「関係性」。金沢・西南部中の「いま・…

「対話」を学校づくりのベースにしている公立中学があります。石川県金沢市立西南部中学校。 …

【探究学習】こぼれ落ちるものに気づいて「完璧」への思いを手放した先生の話

千葉明徳高等学校(千葉県千葉市)で探究学習を担当する黒木和久先生は、同校の卒業生。18年前…

「そもそも」「なぜ」「どうして」で深める。福山市立城南中学の探究の試み

生徒が投げてくる想定外のボールーー少し前まで小学生だった生徒たちは、漠然とした「ミッショ…

【実体験】「楽しかった」で終わらない。コロナ禍の教室で取り組んだ"じっくり考える"…

職場体験、どうしようーー。新型コロナウイルスが広がった2020年度以降、全国の先生が頭を抱え…

「何も教えない」が革命だった。校長が語る常翔学園の「探究」20年(前編)

多くの学校関係者が見学に訪れる「探究先進校」が、大阪にあります。今年創立100周年を迎えた…

【教師と探究学習】生徒が教師を変えてくれた。6年の試行錯誤

生徒も教師も探究学習を楽しんでいる学校は各地にあります。でも最初はどこも、様子見から始まります。 「生徒たちが、自分たちの発表を他学年の教員にも聞かせて『どうだ、どうだ』と助言を求め、我々を巻き込んでいったんですね」 こう振り返るのは、聖心学園中等教育学校(奈良県)の谷浦弘員先生。探究大好きな生徒の高い熱量に影響を受けながら、先生たちも前のめりになっていくその様子、6年のリアルな試行錯誤も含め、語っていただきました。 教員が前のめりになった瞬間同校がクエストエデュケーシ

【教師と探究学習】プロセスに学びがある。生徒に伴走した1年(東葛飾中・後編)

「我々教員の仕事は、生徒の内なる可能性に光を当てることかもしれない」 千葉県立東葛飾中学…

【教師と探究学習】プロセスに学びがある。生徒に伴走した1年(東葛飾中・前編)

「生徒たちに、何かを教え込もうとしたり、また『俺についてこい』という態度でいたり、私のメ…

【教師と探究学習】校内掲示だけ?もったいない!「学んだこと」はどんどん発信しよう…

千葉県船橋市立飯山満(はさま)中学校では2021年度、2年生が「クエストエデュケーション」に取…

【教師と探究学習】“ニセモノ”でなく“ホンモノ”のリアルを、生徒に。私がそう考え…

4年前から探究学習に取り組んできた「もうすぐ43歳の体育教師」、小嶋陽先生。主体的・対話的…

【教師と探究学習】1年目の「失敗」、2年目の「苦悩」、3年目の「猛省」。そして………

探究学習は、「想定外」があちこちに転がっています。従来のメソッドが通用しないことも少なく…

【探究学習】“暗黙の空気”を変える「場」と「声がけ」

探究学習を進めていくときに大事だと考えているのが、これからお話する二つのことです。 ①安…

「航海」と「登山」。探究学習のスタイルをこう解きほぐしてみる

探究学習で深い学びが起こる瞬間今回は探究学習について、「探究学習で深い学びが起こる瞬間」というテーマでお話させていただきます。 普段みなさんが弊社(教育と探求社)とのあいだでよく聞かれている探究学習のお話は、エピソードや誰かの物語として語られることが多いかと思うのですが、今回はそれを少し、文献や研究などアカデミックから紐解く試みとしてお話しさせていただければと思います。 ただ、これは私自身の見解であるということを最初にお伝えさせていただきます。これが答えだとは思っていなく