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英語(多言語展開)のパンフレットはどんな作り方があるのか


英語版のパンフレットを制作することが増えています。

日本語でパンフレットを制作するのは当たり前ですが数年前から英語版のパンフレットを制作したいというご相談が増えてきました。
最近では英語に限らず様々な言語のパンフレットを制作することも珍しくなくなってきました。

恐らくパンフレットを制作する計画の段階ですでに多言語展開が決まっているケースも多いのではないでしょうか。

そこで今回はこういった多言語展開するパンフレットはどんなふうに作っていくのかをご紹介します。

やり方は大きく分けて2つ。それぞれメリットやデメリットあり。

まず方法としては下記の2つがあります。

  1. 日本語と英語(その他外国語)を併記する方法

  2. 日本語同じデザインで文章をそっくり入れ替える方法

それぞれのメリットとデメリットをまとめます。

1のメリット
・一つのパンフレットにまとめてしまうのでコストが安く抑えられる。
・内容の修正(改訂)作業量も少ないので改訂のコストも抑えられる。

2のメリット
一つのパンフレットに1言語しか掲載しないので文章量もしっかり掲載できる。
・各言語毎にレイアウトの調整ができるので読みやすいパンフレットにできる。
・展開する言語毎にパンフレットを作れば良いので多言語展開はしやすい。

次にデメリットを紹介します。

1のデメリット
・一つのパンフレットに複数の言語を入れてしまうので掲載できる文章量が少なくなってしまう。
・上記と同じ理由でレイアウトに制限がかかり、読みにくくなってします。
・そもそも読み手毎に必要のない情報(文章)が入るので読みにくい
・紙面の都合で多言語展開がやりにくい。

2のデメリット
同じデザインとはいえ、違うパンフレットを制作・印刷するのでコストが嵩む。
・英語バージョン(またはその他の言語)のパンフレットを作成した時点でデータを作り分けるので改訂作業の費用が上がる。(同じ修正を各言語で行うことになるため)

上記のようになります。

これらのメリット、デメリットは現物をみていただければすぐに分かると思
います。

参考までに1はこんな感じに表記されたパンフレットになります。

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人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀・・・
It has been 50years passed since human settle ・・・
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この様に一つの文章も二行になってしまいます。
※文章の内容と英訳は全く関係ありません。

デメリットについて想像しやくなったと思います。

さて単純に考えるのであれば掲載する内容の量で選ぶのが良いと思います。
あとはご予算との兼ね合いになると思います。

なお、裏技的な方法ですが1の場合でもページ数を増やすくことで掲載量を増やすこともできなくはないです。(もちろん限度はあります。)

翻訳は費用がかかるが大事

最後に翻訳は意外と費用がかかるものです。
試しに日本語を英語に翻訳する見積もりを数社に取ってみてください。

恐らく結構高いなと思うのではないでしょうか。
しかしだからと言って値段ばかりをみて翻訳会社を決めるのは避けたほうが良いでしょう。

なぜなら翻訳はデザインと一緒である程度の時間を掛けて専門職が対応しないといけないからです。
費用が極端に安いというのことは、きちんと時間をかけることができない=つまりきちんとした作業ができない。
ネイティブチェックが入っていない可能性が高いです。

なかなか翻訳されたものを検証するのは難しいと思いますので少々高くても信頼のおけるところに翻訳を依頼したほうが良いでしょう。

さてここまで英語(またはその他言語)のパンフレットはどんな作り方があるのかをご紹介してきました。

私どもパンフレット制作.jpではこれまで多言語のパンフレット制作の経験がありますのでお困りでしたらいろいろとご相談にのれると思います。

翻訳についても私どもで承ることもできます。
もちろんお客様の方で翻訳を手配されても結構です。

お気軽にご相談ください。

私どもパンフレット制作.jpは下記からご覧になれます。

私どもの実績は下記になります。併せて御覧ください。


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