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今日はQエッションをオンラインで活用した事例を紹介したいと思います。

先日ある企業様から、2021年の内定者向けに2時間程度のワークショップをして欲しいとのご依頼がありました。

その企業様は毎年、内定者同士の連帯感を醸成することを目的とした1泊2日の合宿を行っています。ただ今年はコロナの影響もあり、一同に集める事が出来ないので、オンラインを使って内定者の連帯感を高めたいと言ったニーズでした。

更にお話を伺うと、通常だと合宿までに2~3回顔合わせの機会があり、ある程度人間関係が出来ているが、今年はそれも全くできなかったので、内定者同士ほぼ初対面に近い関係性だという事でした。

使える時間を考えると、なかなか高いハードルです(笑)
ただすぐに思いついたのが“Qエッション”でした。

本来“Qエッション”は対面での使用を想定していますが、工夫次第では使えるのではないかと思い考えてみました。

以下、実際に使用した内容です。

【ルール】
・1度の参加人数は5~6名とする(進行役も含める)
・Qエッションカードのみを使用する(Answerカード、コインは使用しない)
・ゲームを始める前に互いに簡単な自己紹介をする
・めくられたQエッションカードの質問には、参加者全ての人が本音で答える(進行役も含む)
・相手を誹謗中傷しない前提で、回答者への深堀り質問は自由にできる


【流れ】
① QエッションカードをLv.1~4の山ごとに並べておく
② 進行役が1名指名し、上から何枚目のカードをめくるのか選択してもらう
③ 進行役がLv1のカードをめくり、全員に質問を投げて、1人ひとり順番に回答してもらう
④ 1つのレベルでめくる枚数は2枚程度とする
⑤ 質問は必ずLv1から始め、同じレベルの質問が終わったら、次のレベルに進むようにする
⑥ 一人が回答し終わったら、皆で拍手して承認する


【効果】
・無理なく自己開示し合う事ができ、短時間で互いの距離感がグッと縮まった
・Qエッション後のワークショップでも、活発な意見交換ができた
・安全で安心な場づくりが出来ているため、建前でなく本音での意見が多く出た
・何よりも笑顔が増えて、とてもあたたかい雰囲気が作られた
・進行役も含め、参加者同士の一体感が醸成された

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