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【二次創作タカバタケ】『#20』を勝手にBGMで掘り下げます その2 -オリジナル曲-

せっかくなので「その1」まだご覧になってない方はよかったらご覧くださいね。


というわけで、この続きになります。
このあと、その3もある予定です。

肝心のお話『#20』はこちらからご覧ください。

全部本編読みたいって方はこちらから。


今回はヤマバが「自分に役割」を認識するシーンからです。
曲のタイトルは『決意』としました。
こちらからどうぞ。

想定される物語のシーンを引用します。

『だめだ!』
『死なせてはだめだ!』
『何故死なせた!』
『何故マリーを失わなければならなかったんだ!』
あきらめだ、世の中にあきらめがあるからダメなんだ。
『運命を変える!』
『運命を変え、世界を救う!』
『誰もやらないなら俺がやってやる!』
俺の中にその決意が生まれた。

 俺は14歳。
 マリーは6歳。
 マリーは永遠に6歳のままだ。

 βを首席で卒業するころに気が付いた。
「俺に発明は不可能だ」
 あれは天から与えられた才を持つ者の業(わざ)であり、そういう人種のものだ。
 自分でも自負できるぐらい学問は修めたし、こと機械の構造に関しては十分に自信があった。
 しかし、発見・発明は別の次元のものだ。高みに来たからこそわかることもある。
 それでも俺は『運命を変え、世界を救う』と決めていた。

 ある日、マリーから貰った、形見のAI付きぬいぐるみドール『マリーン』(俺が名付けた、マリーは『ネコちゃん』って呼んでたっけ)が、俺にこう告げた。
「天才は理論の発見をできるけど、それを具現化する人が必要です。ヤマバ、あなたは具現者になればいいのです」

「マリーン。……なるほど、そうか。それが俺の役割か……」

『ヤマバ、運命を変えて世界を救って。たくさんの命を救って。生まれてくる子供たちに未来を作って……約束ね』マリーの声が聞こえた気がした。

【#20】Dr.タカバタケと『彼女』の惑星移民【創作大賞2024参加作品】より


続き(その3)はこちら。



この勝手な企画は物語を読んだ私が、私の作った曲で、勝手に盛り上がるものです。オフィシャルな設定の楽曲ではございません。

「カタバタケ」の二次創作については、こちらをご参照ください^^


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