「ためらい」 作詞:cofumiさん -オリジナル曲-
久しぶりにボーカロイドに歌ってもらいました。
旬杯のエンディング曲以来でしょうか。
そもそも、noteで曲を公開するのも今年の元旦以来かな?
noteやX(旧ツイッター)で、いつも素敵な詩を公開しているcofumiさん。
僕がnoteで合作をするきっかけを作ってくれた、ありがたい方なのですが、Xに公開してた詩を見て「あ、なんかこれ情景が浮かぶなぁ」とか思って、その場で「曲つけさせてください」って返信してたのですが、快諾いただきまして。
久々に作ってみました。
まずは、cofumiさんの作品、こちらです。
切ない光景が目に浮かぶような詩ですね。
きっと、今どきなら、スマホでラインか何かで、今まさに好きだった恋人と決別しようと、送信ボタンを押すか押さないか、といったシチュエーションでしょうか。
そして、今回僕が作った曲がこちら。
1分20秒くらいの短い曲です。
同じように切ない雰囲気の曲になりました。
どことなく、竹内まりやがちょっと入ってますかしら(笑)
詩を見て思い浮かんだ曲の「像」みたいなものが、こんな感じでした。
今回は「歌詞」ではなくて「詩」に曲をつけさせてもらったので、いわゆる「整った曲」ではありません。
でも逆にそれがいいなって思ってる。曲中の彼女の心境は揺れ動いてるはずなので。
曲全体としては暗いマイナーな曲調ですが、細かく明るくなったり暗くなったり。
そして拍子こそずっと4拍子ですが、詩の言葉にそのまま音を当てていったこともあるのですが、フレーズごとの小節数もバラバラです。でもこれが今回はハマってる。
フレーズとフレーズの間に1小節入ってたりすることで彼に対する未練を、しかし最後は意を決して送信ボタンを押した・・みたいな、短い時間の中で音楽でもドラマを感じてみたつもりです。
整ってないとはいえ、短い中に2回出てくるものがあります。
絵文字を入れようか、というところと、次の恋が待ってるから、というところの曲のコード進行。
そして「あなたからの」と「あなたには」の「あなた」を同じ出だしにすることで「あなた」への今もまだ残る気持ちの強さを意識してみました。
アレンジはアコースティックギターとピアノです。ハモリ的なコーラスや、もうちょっと装飾的な音も入れようかと思ったのですが、曲中の彼女は孤独なはずなので、そんなに賑やかにしなくてもいいかなって思ってシンプルにしました。
なお、タイトルの絵は、毎度おなじみ「AI画伯」さんに描いてもらいました。
本当は誰かに描いてもらいたかったけど(笑)
久々に詩に曲をつけてみたけど、シチュエーションに合わせた音楽、作るの楽しいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?