インドの教室でヨガの資格を取ります*RYT200*
いま私はカナダに住んでいますが、このたびヨガインストラクターの資格を取るため、インドのヨガ教室に通うことになりました。
正確には、”オンラインでヨガインストラクターの資格取得の授業を受ける”ことにしました。
ヨガ関係者の方であれば知っていることばかりかと思いますが、これからヨガを始めたいと思っている方や、ヨガ経験者でRYT200に興味がある!という方の参考になればと思って書いていこうと思います。
今日は基本編を簡単にまとめます。
ヨガの先生になるために資格は必須?
ヨガインストラクターになるためには実は資格は不要ですが、生徒にきちんとした内容を教えるためにも、”全米ヨガアライアンス”という世界で一番知られた団体が交付する資格に登録することが一般的になっているみたいです。
「ヨガ 資格」と検索すると目にする「RYT200」などという資格の正体は、全米ヨガアライアンスが認定した学校(RYS:Registered Yoga School)による定められた授業時間レッスンを修了した先生(RYT:Registered Yoga Teacher)という意味なのです。
さらに、RYTになるための授業のことをTTC:Teacher Training Courceと呼ぶため、厳密には私がインドのヨガ教室で受けるのは「TTC」なのです。
という詳しい説明は自分の頭の中を一度整理するために書いたようなものなので、簡単にまとめると「ヨガのインストラクターになれる講座を受け始めた」ということ。
【まとめ】
・ヨガの先生になるには資格はいらない
・箔をつけるため&正しい知識を学ぶためにも、資格を取っておいた方がいい
・認定機関に登録する先生(RYT)になるための講座がTTC
・定められた授業時間は一番短いもので200時間から
オンラインで資格がとれるの?
ヨガの先生になったら対面でレッスンをするはずなのに、資格取得はオンラインでとれちゃうの?という疑問。
実はオンラインで資格が取れるのは、コロナウイルスを受けての緊急措置なのです。
本来は「対面で授業を受けることが必須」なのですが、対面が難しい状況下で全米ヨガアライアンスが下した判断のようです。
ずっと前から、RYTの存在は知っていましたが、取得するためには教室に通うなり海外に留学するなり、まとまった時間が必要になる&莫大なお金がかかる(交通費、渡航費など)ため、「いつか取れたらいいな~」ぐらいに思っていました。
実は今回この授業を受けることになった経緯の一番初めは、住んでいるカナダの街にあるヨガ教室がRYT200のレッスンを始めるという情報を知ったものの、スケジュールとビザの関係上授業が受けられないことを知り、「いますぐ開講するヨガ教室を探そう」と思い、カナダ国内のヨガ教室を調べたことがきっかけ。
調べていくうちにオンラインでRYT200を取得できるということを知り、この機会だし申し込もう!と決めました。
なんでインドのヨガ教室にしたの?
日本の教室を調べると、ざっくり30万~50万円することが多く「RYTのコースは莫大な費用がかかる」と思っていたのですが、カナダやアメリカの学校が提示している額はそこまで高くないのです。
費用の面からしても英語でコースを受けたほうが良さそうだと思い調べ続けていくと激安のプランを見つけました。それが、インドのヨガ教室。
なんと総額、USドルで550ドル。
えええええ?!ゼロ一個わすれてない?と目を見張るほどの安さ。
レビューも多く、「すごいよかった」と好評でオンライン以前も世界中から合宿形式で生徒を集めていた様子。
日本人の方の口コミでも高評価だったのが後押しとなり、インドのヨガ教室に決めました。
いつかRYTを取るならどこかの国に留学してヨガに浸かる生活を送りたいなぁと夢見ていたので、英語での授業も少し不安はあったけど前向きに考えられました。
また、ヨガ発祥の地であり、現地の人の生活に当たり前に根付いているインド人に学べる機会なんて滅多にないだろうと、楽しみになってきました。
実際にインドに留学するとなると、治安だったり食事が合わなかったりと不安要素はもっと多いだろうけど、オンラインなら自宅で受けられるから安心。
いまは10日ほど経ったところですが、インド訛りの英語に愛着を感じたり、驚異の柔軟性を持つ男性のインストラクターたちに驚きつつ、質の良い授業を受けられていると感じています。
インド英語はゆっくり話してくれるから、アクセントは違ったとしても「このことを言っているのかな」と想像しやすい。
同じ非ネイティブ同士なので、ネイティブスピーカーよりも実は分かりやすいのかな、と思ったりしています。
スケジュール感はどんな感じ?
さて、最低でも200時間を修了する必要があるのですが、オンラインでの授業ではどういうスケジュール感で進んでいくのでしょうか。
私の申し込んだ講座では、毎日3時間×約1ヶ月半というスケジュールが組まれています。
また、毎日3時間のうち1時間半はアーサナの授業(実技)、1時間半は座学というようになっています。
本来なら朝の時間帯にヨガをするのが好ましいけど、時差の関係上、朝4:30~か夜19:00~の選択肢しかなく、仕事にも影響しない夜の時間帯にしました。
家で集中できる環境を作れるの?
ワーホリビザで一時的にカナダに暮らす私は、夫婦で1Kの部屋に住んでいます。
日本の1Kよりは広いけど、キッチンもベッドもソファも全て置いてあるので、もちろんプライベートな空間は無い。
そんな中で家具の配置を変えたりしてなんとか整備した環境がこちら。
(後ろのベッドがぐちゃぐちゃすぎる・・・)
夫にはなるべく視野の範囲外にて静かに活動してもらい、座学の時間は私がイヤホンをつけて夫はいつも通り生活する。
夫は夜に料理を作るのが好きなので、座学が始まった途端にミキサーを使って料理をしたりしています。
そんな感じで1度揉めたものの(笑)、なんとかうまくやっています。
これからの展望
授業が始まって早2週間。
毎日3時間なにかに時間を費やすことで、日々の生活の充実度がグンと上がったのは言うまでもありません。
そして今までのヨガ経験上、なんとなーくポーズが取れて、体幹も強い方だと思っていたけど、それが全くの勘違いだったことに早々に気づきました。
身体の使い方を理解して、一つ一つのポーズを丁寧にとる。
毎日90分みっちりとコアマッスルを鍛えてポーズを身体に染み込ませていく授業のおかげで、今まで使えてなかった筋肉たちが目を覚ましているのをヒシヒシと感じます。
正直なところ想像の3倍はキツくて、筋肉痛と戦いながらの毎日だけど、少しずつ身体が変化しているのがモチベーション。
残りの期間も、ヨガの本質を本場のインド人の先生たちから学び、取れるポーズを増やしていきたいなと思います。
インストラクターになりたい!!という猛烈な熱意があるわけじゃないけど、自分の学びとして良い経験になっています。
noteを書こうと思っても日々があっという間に過ぎてしまうので、気づいたら全日程が終わってそうだけど、こまめに書いていけたらなと思っています*
人生いろいろありますが、今しかできないことに挑戦していきます♩