見出し画像

【エネチェンジ】城口CEOの株価対策について

こんにちは。MAKOです。
先日モーニングスターにて城口CEOと井村さんの対談動画がアップされました。

最後まで見ましたが結構面白かったですね。
「化石燃料の井村さん」と「脱炭素の城口さん」という真逆の2人の対談だったわけですが、主張を持つ者同士のディベートが新鮮でした。

今回はその対談で話題になった城口CEOの株価対策がなかなか面白かったのでここで紹介します。

目標株価をどこに設定するか

城口CEO発言↓
「1年ほど前からエネチェンジは脱炭素銘柄であると言ってきたが、それはすでに海外で高い評価を受けている海外ベンチャーと同レベルの評価を受けるため。テスラやチャージポイントのような株価と連動させることを狙っており、最近はほぼ成功しつつある」

以前私も以下記事でチャージポイントとの株価連動については書きましたが、やはり意図的に狙ってやっていたんだなと改めて感じました。

ただし、記事にも書いた通り、株価連動していても時価総額はまだチャージポイントと比べて20倍以上の差があります。
なぜそのような差が開くのかをこれから説明します。

IRに実態が追いついていない

エネチェンジが評価される点は以下です。
・日米同時IRによる透明性
・実績のある社外取締役の採用
・城口CEO自身の頭脳と行動力
・ケンブリッジ仕込みの高い技術力
・エネルギーテックの中心的ポジション
・etc‥

なぜこれだけ揃っていて株価はパッとしないのかというと、それは売上高という実態を伴っていないためです。
どんなに素晴らしいビジネスモデル、経営陣、IRだったとしても機関投資家は決算の数字しか見ません。昨年度のエネチェンジ売上はたったの30億円でしかなく、世界から見たら小さすぎて相手にされないのです。
エネチェンジの株価が安定しないのはIRと実態に大きな乖離があるためだと思います。

いつIRに実態が追いつくのか

このIRと実態との乖離が解消されるのはいつなのか。それは2023年2月(決算発表時)です。
エネチェンジが現在進めているEV充電事業のEV充電器販売費用が来季から本格的に売上に反映されるからです。
エネチェンジはいつも控えめな計画を発表して上方修正をする方針ですが、それでも50億円を大きく超える売上計画を発表するはずです。
※来季売上については以下記事参照

現在の株価について

またジリジリと下がってきています。
過去40年で最悪の市場環境らしいのでこれでも耐えている方なのかもしれません。

エネチェンジ株価推移

以下記事に書いた1000円も割り込みました。
とにかく耐えるしかない状況です。

まとめ

城口CEO曰くエネチェンジは暗いトンネルに突入しているのだそうです。そして来年にはトンネルを抜けるのだとか。私もそう思います。あと半年じっくり耐えましょう。

P.S.
スキ&フォロー頂けると励みになります。
良ければTwitterもフォローお願いします。

サポートは創作の励みになるだけでなく、無料記事の継続投稿による読者拡大にも繋がります。もし私の記事に共感頂ける裕福な方がいらっしゃればご協力頂けると助かります!