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出世=幸福とは限らない話【実体験】

こんにちは。MAKOです。

私は2010年に大学院を卒業後、エネルギー系企業に就職して今年で12年になる会社員です。

実は私、今年4月に課長昇進しました!

入社12年目での課長昇進はいわゆるストレートと言われているもので、同期でも3割程度しか選ばれていません。要するに、幹部候補生と見られていることを意味します。

でも実際に課長になってみると「思っていたのとは違うな‥」などと思うようになりました。

今回はなぜ「出世=幸福では無いのか」について深掘りしていきたいと思います。

「これから出世を目指す人」や「既に出世を諦めた人」が読むと「なるほどなー」と腹落ちするのではないでしょうか。

それではさっそくいきましょう。

課長昇進までにやったこと

課長昇進するまでの12年間で自分がやったことは以下の通りです。

  • 会社推奨の国家資格を全て取得

  • 未経験業務を率先して引き受ける

  • キツい業務を率先して引き受ける

改めて振り返ると「良くここまでやったな‥」と自分でも驚きます。
でもこうした活動のおかげで、会社にとってのユーティリティプレイヤーとしての地位を確立しました。

※ちなみに接待ゴルフは行ったことがなく、歓送迎会以外の飲み会は数える程度です。
接待ゴルフと飲み会に12年間を捧げた同期もいましたが、課長にはなれませんでしたね。
「意外と会社は人をよく見ているんだな」と思ったものです。

ストレスもあったが充実した12年間

正直自分が出世したかったかというと、そんなことは全くありませんでした。

資格を取り、未経験かつ困難な業務に率先して取り組むこと自体が楽しかったんだと思います。

「会社生活ってRPGのレベル上げに似てるなー」と思ってましたね。

「困難な業務を乗り越えて自分の能力がアップすると、さらに困難な業務が立ちはだかる」

こんなシチュエーションがゲーム感覚で自分に合っていたのだと思います。

課長昇進後にゲーム感覚が消えた

課長昇進後は重要案件のプロジェクトマネージャーなどを優先的に任せられるようになりました。

これを読んだ方は「責任ある仕事はやりがいもあるでしょ。何が不満なの?」と思ったのではないでしょうか。

周りから見ると順調そのものに見えたと思いますが、私の中では仕事における重要な何かが消えてしまった感覚がありました。

重要な仕事=難しいとは限らない

「重要案件」と「重要でない案件」に難易度の差はありません。

ですが課長には優先的に自己評価に有利な「重要案件」が回ってきます。

これを読んで羨ましいと思う人の方が多いのかもしれませんが、私は

「もうレベル上げしなくていいのか‥」
「ゲームエンディングが近いんだな」


と少し寂しく感じました。

レベル上げ時期が一番楽しかった

課長になる前と後ではゲームのフェーズが変わってしまった感じです。

これまではレベルを上げないと次に進めなかったのが、レベル上げが不要になり「長いエンディングを見ている」ような気分です。

失敗さえしなければ将来が約束されるレールの上を走っているような感覚とも言えます。

「あと20年もこのゲーム続けるの?」

こんなふうに思っちゃうんですよね。

自分は仕事に何を求めているか

今回の課長昇進をきっかけに「私は会社に自己成長の機会を求めている」ことに12年目に初めて気がつきました。特定の役職に対する憧れや、出世欲などは無かったようです。

自己成長出来るフィールドへ

気づいてしまった以上、自分に嘘はつけないのでキャリアプランにも若干修正を加える必要があると感じています。

ですが、私は結婚して養う家族がいるため、簡単に転職という決断は正直出来ません。

なので、当面は会社の給料以外の収入源を作ることを目標に動いていきたいと思っています。

※ちなみにnoteを始めたのもその一環です。

最後に

noteを始めてまたゲーム感覚が戻ってきました。

「人生はゲームだ」とだれか(誰だw)が言いましたが、まさにそうだと思います。

正直、まだ今後のキャリアプランが見えていませんが「仕事も人生もゲーム感覚が大事」ということを忘れないようにしたいと思います。
ここらへんで今回は終わりたいと思います。

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