書くことを恐れていたけれど 22/8/5 日記

ながらく、詩歌ばかりを書いていて、散文を書いていなかった。自分の心の中を見せたり、自分の思考を発信すれば、たちまち批判にさらされてしまうような気がして、怖かったからだ。仕事が忙しかったのもある。

しかし、転職して自分の時間が増えたこともあり、今後は積極的に文章を書いていこうと思う。詩集を出して、短歌でもまひる野賞を受賞してから、才能がないと見られたくない、他人に見下されたくないという思いばかりで、純粋に書くことを楽しめていなかった。

でも、最近、twitterのスペースで、自分の名誉とは関係なく、書くことを楽しんでいる人間と会話した。そこで、自分の経歴や、体験を話すことは、それなりに自分の虚栄心を満足させてくれたが、同時に言葉を消費しているだけのような気もして虚しくもあった。

自分も彼らのように、純粋に文章を書くことを楽しみ、自分をさらけだしたい。そんな思いに駆られ、明日、仕事だけれどもこうして深夜にキーボードを叩いている。

この散文はリハビリのようなものだ。まだまだ曖昧で、説明きれていないこと、理屈っぽいところも多々あり、自分の本心に肉薄していくような柔軟な文章は書けていない。

しかし、できるだけ、毎日ざっかんを記録し、記事を投稿していこうと思っている。

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