星占いの予言とハワイの新居(2):年内に入居できたのか?
占い師の予言
ハワイ島への新居の建設がなかなか進まないことはここで何度か書いてきたが、昨年の7月に西洋占星術をする占い師から12月までは入居できないという予言をもらったことを2週間ほど前に書いた。彼女が言うには、コミュニケーションが混乱する時期だからいろいろなことに遅れが出るそうだ。
詳しい内容を知りたい方は下記の記事を読んでいただきたい。
その頃、建設会社の人から8月には家が完成すると言われていたので「まさか!」と笑い飛ばしていたのだが、実際にいろいろな問題が噴出して工期が遅れに遅れた。ようやく12月半ばに家は完成したのだが、今度はお役所の安全確認の手続きでまた問題が出てしまった。
笑い飛ばしていた占い師の予言は、その頃には「12月中には入居できるかも!」という希望となってしまった。しかし結局クリスマス前に許可をもらうことができず、年内の入居は諦めた。というのもアメリカではクリスマスから元旦までは休暇を取る人も多く仕事が進まないことが多いからだ。
クリスマス明けの奇跡
ところが12月26日の朝一番にハワイ郡の検査官が家の検査に来るというではないか!たまたますでに家に行って草刈りなどをしていた夫が検査官を待ち受けた。結果は・・・。
不合格であった。
ただ直すべきところは一つだけだったので、夫は検査官に「2、3時間でなんとかします!」と宣言して午後にもう一度来てもらう約束を取り付けた。こうなると時間との勝負である。
ここで家を建ててくれた建設会社に連絡してみると、幸運なことに一人近くで仕事をしているスタッフがいた。彼が急遽、必要な資材を持って家まで来てくれることになった。
夫は彼を待っている間、引越し用のトラックをその日の午後3時から借りる予約もした。義父母の家のガレージにある私たちの荷物を運ぶためである。
私はその日、義父母の家でオンラインの仕事をしていたのだが、ちょうど午後2時から3時まで時間が空いていたので夫を引越し用トラックのレンタルサービスまで送り届けることができる。
うまくいくときはこんな風に不思議といいタイミングで物事が進む。
思ったより時間はかかったが建設会社のスタッフの助けで指摘された箇所は無事に直り、午後にまた来てくれた検査官から「合格」のお墨付きをもらった!
星周りの力か女神ペレの贈り物か?
それまではどんな小さなこともスッとうまくいくことはなかったのに、その日はまるでつきものが落ちたように皆のスケジュールがうまく合い、コミュニケーションもスムーズで呆気なく物事が進んでしまった。
これはやはり星周りのような何か大きな力が作用しているとしか考えられない。ハワイ島はそのスピリチュアリティでも知られている。火山の女神ペレは気に入った人は歓迎するが、気に入らない人は追い出してしまうという。新しい年を新居で迎えられたのはペレの小さな贈り物かもしれない。
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