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先輩の奥さまから受けた説教が身に沁みる今日この頃

強くしなやかで、たくましい奥様やパートナーを持った男性陣に
我々のスタンスが問われているのです」とお互いを励まし合い、鼓舞するためのnoteです。

私のWifeは所謂バリキャリで、トップメーカーの総合職(営業)で毎晩遅くまで働きながら、中小企業診断士として個人のフィールドでも活躍しています。
仕事に対する溢れんばかりのパワーと情熱を持っていて、家庭でも度々驚かされます。その原動力の1つとなっているのが、負けん気です。

この負けん気の矛先は、あらゆる方向に向かっています。最たる例が、女性の社会進出への関心です。男性中心の社会構造に対して強い問題意識を抱えているため、会社やメディア(、そして私)の発言に、はらわたが煮え繰り返る思いで憤慨することも日常茶飯事です(笑)

男尊女卑はもってのほかですが、日本ではいまだに根深い問題が多く存在しています。女性に対する伝統的な役割分担の期待、男女間の賃金格差(※)、キャリア中断など、挙げ始めるとキリがありません。
私は家庭内で、こうしたテーマに対する見解や価値判断、そして一挙手一投足が見られています。身近に強烈な思想を持ったWifeがいるので、私の発言やモノの見方が少しずつ変容しています。感謝感激でございます。

※メルカリの人事データ分析を利用した男女間賃金格差是正の取組みが話題になりましたね

さて、そんなWifeを持つ私だからこそ?笑
強くしなやかで、たくましい女性たちと縁が多いだけでなく、こうした女性をパートナーや配偶者に持つ男性陣とも気が合うわけでございます。

表題の通り、先輩の奥さまから受けた説教のお話をします。
先輩の奥さまもジェンダーに対する意識がすこぶる高く、夫婦でお会いすると毎度のこと「旦那の粗相話」で盛り上がり、男性陣はこっぴどく叱られるのがお決まりです。

先週末に、その先輩夫婦とホームパーティーをしていた日のこと。
先輩の奥様から言われた言葉が鋭いナイフのように私の胸にぶっ刺さりました。

20代~30代の若い男性の友人たちにも、ジェンダー意識の低い友人がいます。そんな友人たちと比較すると、
「(”強くしなやかで、たくましい”Wifeを持つ)俺たちの意識は高いことを認めてほしい」というニュアンスの発言を、能天気な男性陣がしてしまいました。

そのときに先輩の奥さまに言われたのが下記の言葉。
「女性軽視の友人がいるのはわかったけど、そんな友人の発言に対して、あんたたちは何か反論してるの?(ドンッ)」

この洗練された言葉は、週刊ジャンプなら見開き一枚使うことでしょう

これはぐうの音も出ない鋭い指摘でした。
我々男性陣は、ステレオタイプな考えを持つ友人に物申すことはできていませんでした。

さらに付け加えると、ステレオタイプな考えを持つ友人に物を申し、その人の考えを改めてもらうほどの反論は必要ないのだと思います。
俺は違うと思うけどなぁ~
女性でもこんな凄い人がいるんだよ」などと、自分の考えを表明することが肝心です。
むしろ、自分の考えを表明するスタンスを取れるかどうかに、男性側の生き様が表れると思うのです。

関係性が壊れることを怖がらず、男らしく自分の考えを表明し、スタンスを取れるかどうか。

いやぁ、痺れる指摘でした。
生き様が試されますね。
恥ずかしい生き方をせぬよう、胸に刻ませていただきます🫶

P.S.
ちなみに、私のWifeが全男性に見てほしいと太鼓判を押すのが、NHKの朝ドラ「虎に翼」です。
男尊女卑な戦前社会の空気と制度を乗り越えて、女性初の弁護士、女性初の裁判所長となった三淵嘉子を伊藤沙莉が演じるというストーリーで、視聴率も16%をキープ中。
私も観れていないので、一緒に観ましょう!(笑)

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