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『自分らしくいこう』 第5回 ★昭和な私と令和な娘★~私は娘のロールモデルか、娘が私のロールモデル?~

あじさいの花が咲き始めて、梅雨のシーズン到来を告げています。ここ数年、線状降水帯などという言葉も聞き慣れてきてしまいました。自然の力は私たちの想像を超えてくることもあります。お仕事の出張・移動などで飛行機を使う方は、これからむかえる梅雨の長雨や台風情報は気になりますね。

◎ 職場で男性と戦ってきた私と、戦わずしてファンにする娘

 私自身は1つの企業で働き続け、約38年経過しています。まさに「昭和の女」。女子中・女子校・女子大を出て、企業に入社して初めて男性と肩を並べる。同期はみんな「弟みたいなモノ」そう自分に言い聞かせて、対等であることを意識してきました。昔は会社で運動会などもあって、新人は男性は2キロ(トラック5周)女性は1.6キロ(トラック4周)を全員競争させられました。その時も男性を同じ4周目で数人抜かして「なんだこいつ」と言われることに快感を覚えました。どうだ、私は対等だぞと。
 娘は4年前に社会人になりました。「令和の女」です。中学~大学まで男女共学。私と同じように高校まではバスケをやっていたスポーツ女子。修学旅行準備のグループワークでは、不真面目な男子の机をガツンと蹴って「やらないなら文句言うな」と黙らせたとか。大学では帰宅部。友人いないのかと心配したけど、いまでも仲良く旅行に出かける友人もちゃんといる。会社に入社すると、昭和な感じのおじさん職人達がファンクラブ結成。男性ばかりの現場に一人で入って、いろいろなものをうまくかわしながら、2年の現場をやり遂げた。そして昇格に必要な資格試験にもちゃんと合格して、見事なまでの時間管理と自己管理と体幹管理をしています。

◎ 滅私奉公な働き方の私と、自分のキャリアと体を大切にする娘

 「頑張るね~」と声をかけたら「いつでももっといいところに転職できるようにさ」と帰ってきてびっくりした昭和の私。せっかくお給料も(私より)イイ会社に入社したのに、充実した感じで仕事しているのに、もうそんなこと考えているんだ・・・。「なんで?」
「えっ、なんで?」私の疑問符が、彼女の疑問符。そういえば、私がWワークを悩んでいたときも「やりたいならやればいいじゃん。」と、あっさり、ぐいっと背中を押してくれた。彼女の中では、至って明快。やりたいことがあって、やるチャンスがあるならば、やればいいだけ。
私も相当に、長時間労働をやってきたが、彼女も若くして最初の現場研修で相当やっている。別人の様に人相を鋭くして帰ってきた時は心配もした。自分がやっている仕事や、共にいる仲間達への責任感のようなものを感じているところは似ていると思う。娘がまだ学生で家にいた頃は、私が残業で遅く帰ると「早く風呂入って寝な」「こんな時間にそんなもの食べたら太るよ」といちいちチェックを入れてきた。同じように学生時代にスポーツをして鍛え上げた体のはずが、私は食欲に任せて大きくなってしまったが、彼女はそうではない。社内人になって一人暮らしをしているが、朝ご飯がすごい。オートミールの蒸しパンを作る。フルーツ、ヨーグルト、プロテイン飲料。これを毎朝欠かさない。私はやっても3日と続かないだろうが、娘はコンスタントに継続していける。

◎ 娘は、私にとって「令和時代」の働き方のロールモデル

 私は60歳を超えて、なお、イキイキ働きたいと思っています。昭和から令和へのアップデートを一緒にしていきましょう。今の娘の姿こそ、「令和の働き方」の私のロールモデルです。
・令和の娘には時間の使い方にメリハリがある。
・休日、令和の娘は、自己メンテナンスを事前に計画して実行している。
・令和の娘は自分のキャリアの「市場価値」に意識がある。
過去に戻ることはできませんが、「さぁこれから!」と、健康でイキイキ働く令和の美婆を目指して、娘を見習い1つ2つと行動を変えていきます。
皆さんも社会人のお子さんや会社の若手の働き方、キャリア観から刺激を受けて、令和アップデートをしていきましょう。
 
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                           薄井 昌子

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