見出し画像

夢が現実になったら…

思わぬ友人の紹介から小学校教員になった。転職経験の多い私でも、37歳で全く違う知らない仕事に変わるのは想像以上にキツかった。

1日の授業の流れ、学校全体、行事等に関する仕事、担任しているクラスの事務仕事…全て知らないゼロからのスタートでした。

わりと転職してきたほうなので、仕事に慣れるのは大丈夫だろうと思ってたけど、想像以上の大変さに戸惑い、現実逃避したくなり、電車を乗り過ごしたくなったりもしたが、残念なことに最寄り駅は終着駅でした…。

とにかく、誰にどう思われようと気にしないようにはした。
この辺は年の功で、子どもから、周りの先生から、保護者から、この新米の先生はどんな人なんだろうという評価の目で見られていただろうけど…
そんなもん知るか!最初からうまいことなんかできるか!必死にやりすぎて病んでしまっても元も子もないから、ガメつく、開き直ってやることにした。

そうして、1年担任をどうにかこうにか3週間で終え、4月からは3年担任になった。3クラスで、定年間近のベテラン女性と、4月に転勤してきた20代後半のやり手のできる女性の2人に挟まれて、今から思えば本当にありがたい環境で、学級のことだけに集中することができた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?