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TNQZリュックを注文しようず3

★TNQZリュックの美術史的位置づけ
 こんばんは! 運命に逆らった中年TNQZです。
 今日も適当に書きます。とはいいながら、オーダーをご検討のかたにお役立ていただける内容を盛りこんでゆく所存。

★X-pacか、EcoPakか、それが問題だ
 X-pacは着物における大島紬、EcoPakは結城紬といえば伝わるでしょうか(伝わらない)。
 上の例えは適当なんですが、大島も結城も高価な着物地です。時代物になれば新車が買えるほど。とまれ、X-pacとEcoPakですが、アウトドア用品の生地としてとても高価です。
 EcoPakは2021年くらいから流通しはじめた新しい生地です。最大の特徴はリサイクルポリエステル100%ってとこ。日本はあんまり環境意識が高くないのでアレですが、例えばアメリカ、それまでX-pacを使用していたコテージが、ほぼEcoPakに切り替えました。

★で?

X-pac VX07


EcoPak EPX200


 私も今回はEcoPakを推したいです。理由は「ひだのでかたが美しいから」です。あとしばらくX-pacばかり縫ってて飽きてきたというのも理由のひとつです。
 ところで、X-pacは柄生地しか用意がありません。X-pac VX07という規格です。パックにつかうとしたら、本体、ポケット、カラーなどに向いています。私が普段つくっている小ものは、だいたいVX07を使用しています。
 次にEcoPakですが、EPX200、EPX400、およびEPLX400のみっつの規格を用意しています。いずれも無地です。
 数字が大きいほど厚く、200は本体、ポケット、カラーに向いています。個人的には、背面やボトムに使っても良いと考えています。
 400はかなり厚手で、背中やボトムでの使用に向いています。EPXとEPLXのちがいですが、後者は最下層(裏面)がフィルム加工されています。これを用いる利点はテープによる防水処理ができるところです。以下に使用する生地をまとめます。

・X-pac VX07【柄生地】トイソル、ヒョウ柄など
・EcoPak  EPX200【無地】オリーブ、白、紺、蛍光イエロー、グレー、パープル
・EcoPak EPX400 【無地】白、コヨーテブラウン
・EcoPak EPLX【無地】黒

 EcoPakについては、ゆうこうマリンさんで買えるものであれば、上述の規格、カラー以外も取り寄せることが可能です。ただ欠品が多く、EPX200のブラックやブリックレッドは買えません。
 次回は具体的に、オーダーにあたってどの場所の生地を指定できるのか、どの種類の生地を選べるのかを説明したいと思います。TNQZでした。

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