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1/q | #4 Hirotaka Izumi(Product Manager)

領域を問わず、これまでに存在しなかった新しいサービスやプロダクトの開発に取り組むquantumには、非常に多様な専門性と経験を持ったメンバーが在籍しています。 "あらゆる才能を重ね合わせ、まだ世界に存在しないプロダクトをBuildする" このミッションを達成するため奮闘する、quantumメンバーのひとりひとりがそれぞれどんな思いを持ってこの場所に集い、日々を過ごしているのか取材するシリーズがこの1/q(キューブンノイチ)です。
第4回目に登場するのは、Product Managerの泉 宏隆です。

泉宏隆 Product Manager
●いずみ・ひろたか 東京理科大学卒業後、総合電気メーカーにて勤務。顔認証AIとスポーツ映像解析AIの企画・開発を主に担当。顔認証AIの企画・開発にて「映像情報メディア学会 技術振興賞 進歩開発賞」、「映画テレビ技術協会 技術開発奨励賞」を受賞。その他にも様々なシステム開発を経験。quantumではProduct Managerとして、新規事業の企画立案、体験設計、プロダクト開発などに従事。

quantum入社まで、どんな道を歩んできた?

学生時代も、友人たちと起業を試みたりしていて、昔から“自分で何かやりたい”、“自分で作りたい”という想いは強かったと思います。

前職は総合電気メーカーで、システムエンジニアとして勤務し、AIを使ったサービスの企画開発などを担当していました。研究所の保有技術をもとに新規事業立ち上げや様々なシステム開発に関わってきましたが、大きい会社でしたし。関わっていたサービスの性質もあって、基本的に保有技術をもとに5年、10年の期間をかけて丁寧に一つのサービスを作る、ということをやっていて。

もっと早く事業が世に出ていくところを見たいという想いもあり、また、研究所の技術ベースだけではなく、”生活者の視点や課題”をベースにサービスや体験を生み出す仕事がしたいと思い、新規事業を生業にしている会社を中心に転職先を探している中でquantumに出会いました。


quantumの第一印象は?

学生時代は広告代理店への就職も検討していたので、改めて転職の際もそのあたりの企業の情報を収集していたら、たまたまquantumの募集をみつけたんです。

最初はどんな会社かよくわからぬまま連絡を入れたのですが(笑)、面接を受けているうちに、ここでなら自分のやりたいことに近いことができるかもしれないと思って、より興味を強く持つようになりました。

面接中は緊張もあってどんなことを話したかあまり詳細には覚えていないんですが、他の会社より、quantumの方々が技術的なことまで深く理解して自分の話を聞いてくださったことが印象的でした。その時面接してくれたのが現役員の松倉だったのですが、専門領域に関して現場レベルで非常によく理解されている方だなと思ったことをよく覚えています。

働く環境、普段の仕事の様子。ワークスタイルについて聞かせてください。

赤坂のオフィスに出社するのは2週間に1回程度です。リモートワークがメインですが、毎朝チームでスクラム的に短いミーティングをしていて、コミュニケーションは絶えず取っているので、困ったこともすぐに聞ける関係性の中で働けていると思います。

オンライン上とはいえ雑談もたくさんしますし、オフィスにいるのとあまり変わらないレベルでコミュニケーションが取れているのではないでしょうか。

他のチームのメンバーとは、出社日になるべく積極的にコミュニケーションを取るようにしています。例えばdesign & engineeringのチームは出社する曜日が決まっているので、その日に合わせて出社して、特に用は無くても絡みにいったりして(笑)。

quantumのオフィスの隣にグループ会社の執務スペースがあるので、そちらのメンバーとも顔を合わせた時には雑談レベルから新規事業に関わるような最新情報まで、コミュニケーションを取り合ったりしています。

コミュニケーションで他に心がけている事は、社内外を問わず、誰かにおすすめされたものはとりあえず自分も試してみることですね。最近だと「スプラトゥーン」とかも、今更ながらおすすめされてやるようになりました(笑)。会話の種をつくることによって相手との距離が縮まり、困った時に気軽に相談し合える関係性を作れるように努めています。

それ以外にも、自分の所属するproduct & strategyチームでは毎週月曜日にギャザーランチを設定していて、「gather」という仮想オフィスにみんなでログインして、オンラインでランチを食べながら会話する機会を作っています。リモート環境でもフランクなコミュニケーションが取れる工夫はいろいろしていますね。

「gather」などを活用して、リモートでもコミュニケーションがとりやすい状況を維持。


アフターワーク、オフの日。どんな風に過ごしていますか?

リモートワークで自宅にいる日はよく自炊をしています。ご飯を食べた後はだらだらとネットフリックスを見たり、ゲームをしたり、がほとんどですね。完全にオフにする瞬間もメリハリのために大事にしています。
先ほどのコミュニケーションの話とも関連しますが、出社した日はせっかくなのでということで誰かに声をかけて飲みにいくことが多いです。

他には、「git hub」などを見て、自分でコードをいじってデモアプリを作ってみたり、顔認証システムを作ってみたり、最新のノーコードアプリを触ってみたりすることもあります。仕事につながることでもありますが、どちらかというと趣味として、楽しくてついやってしまっている感じに近いですね。完成品を仲の良いquantumメンバーに共有すると、だいたい塩対応されるんですが(笑)。

休日は映画を見に行ったり、インスタで見つけたカフェに行ってみたり、外出することが多いです。最近F. [éf] の事業(2019年からquantumが展開する、ストーリーのある花束を提供するブランド)にも関わりはじめたので、花に関連するサービスやお店を訪れることも多いですね。遊びに出かけていても、つい体験設計やUIが気になってしまうのはある種の職業病かなと思うこともあるのですが、それが苦というわけではないので、今の仕事はすごく自分に合っているのだと思います。


休日に訪れた場所でも、事業開発のヒントを探す。

サービスやプロダクトを通して作りたい未来の姿とは?

少し抽象的ですが、ファッションやカルチャーの分野において「地方と都心のギャップを埋めたい」と思うことがあります。

自分の地元は鹿児島県の離島だったので、ファッションが好きでも買いたいような服を扱っている店もないし、母がどこからか買ってきた服を着るしかなかったという原体験があって(笑)。

今はネットに繋がりさえすればどこからでも最新の情報にアクセスできる時代にはなりましたが、周りの目や文化の違い、流通の障害など様々な問題があって、いまだに都心と同じように思い切ってファッションを楽しめる状況ではないと思うんですよね。

自分はアパレル関係でアルバイトをするくらいファッションが好きだったので、まずはファッションで、と思いますが、他のカルチャーに関しても同様の地域格差があると思うので、そういうものを埋める取り組みに携われたら、と思います。

あとは、周りの友人や、将来自分が子供を持った時「これは自分がやった仕事だ」と言えるような事業を作っていきたいです。

泉さんの生まれ育った島を囲む美しい海。同時に、都市部との情報格差の理由でもある。


改めて、quantumってどんな会社ですか?

「粒揃い」じゃなく、「粒違い」なメンバーが、それぞれの得意な領域や特徴を活かして活躍している会社、ですね。似ている人が全くいないと言ってもいい気がします。

全員違って、全員がそれぞれ他の人にはない能力を持っているので、常に周りから刺激を受けられるし、新たな視点や考え方を吸収できる環境だと思います。

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Interview and text / Masako Sato・Aki Ogata
Edit / Shunsuke Kimura
Banner design / Tomomi Koseki


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