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お笑いいたずらオリンピックでも見るとしよう

パリ五輪、男子サッカー準々決勝 日本vsスペインは0-3で敗退。審判は公平じゃなかったな。誤審ピックと書いていた方がいた。同意。

ひどい審判のレベルでしたなあ、いやはや。細谷の幻のゴールシーン。背中側の相手を体でブロックしながらボールを止めて、急にクルッと反転、相手が詰めてくる前にすぐにシュートして相手の股の間を抜いたレベルの高い、技術が詰まった素晴らしいゴールが、ビデオ判定で、まさかのオフサイドで取消し。誤審だろうあれは。普通は認められるゴールだろう。あれで流れが変わっていただろうに。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がサッカーを壊している。ゲームの流れが変わっちゃうからな、あれは。

もし、オーケストラの指揮者が盛り上がってきた演奏を突然止めて、「そこのバイオリン、今ミスした?」とビデオ判定して、途中から演奏をやり直す、ということをしたら、演奏の盛り上がりを再現できるだろうか?

サッカーにVARが採用されてから、急速にこのスポーツへの興味を失った。サッカーの美しさをVARは損なってしまうのだ。

VARを使うかどうかの判断を審判がする以上、そこに恣意性が入り込む。正しければ公平、というわけでもない。

今回のように、VARを理由にして明らかな誤審がまかり通るのなら、審判とVARに対しての審判がさらに必要だろう。買収されてしまう人間よりはAIがいいかもしれない。名前はグランド・マスター・レフェリー(GMR)くらいにしとこうか。

オリンピックといっても、参加する多くはアマチュア選手で、人気スポーツになると超一流選手は出てこない単なる世界大会だ。世界大会なら、各競技が毎年のように別にやっているだろう。

何をありがたがってるんだか。何が特別なんだか。

普段はあまり見なくて、ルールもよく知らないスポーツがテレビで垂れ流される。感動、愛国心、国威発揚の味付けをされて。単なる世界大会なのに。

テレビを見ながら、この競技が好きだったっけ?と自問する。

こんな気分のときは、オリンピック競技を茶化したYouTube動画、いたずらオリンピックでも見るとしよう。

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