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イワシのサオール sarde in saor

1回目は普通にトマトソースにしてしまいましたが、2回目はヴェネト地方の郷土料理sarde in saorにします。

平たく言えばイタリア風イワシの南蛮漬けなのですが、これがおいしいんですよ!

-材料-

イワシ
玉ねぎ

松の実
レーズン
白ワインビネガー
オリーブオイル

白コショウ
揚げ油
小麦粉

まず玉ねぎをスライスして炒めます。

繊維に逆らった感じで

しんなりして来たら水 塩 白コショウ 白ワインビネガー レーズン 松の実を入れ味を整え漬け汁の完成。

お好みの塩加減 酢加減で

頭と内臓を取り除き水気を拭いたイワシに塩 白コショウ 小麦粉を振り170℃位の揚げ油で骨までしっかり揚げます。なぜかと言うと、骨まで食べれる様にです。
南蛮漬けなどでも「お酢に浸かってるから骨まで柔らかい」ではなく、「揚げた時点で骨まで食べれる様に揚げている」から骨まで食べれる様になるので、カリカリにはしないですが、しっかり揚げてください。

骨まで美味しく食べれる様に

揚げたイワシをタッパなどに入れ、漬け汁を上からかけて完成です。

しっかり液に浸かるように

次の日位から美味しくなります。
酢の具合いにもよりますが、1週間位は日持ちします。
もともとは保存食なのでしっかり酢を効かせますが、冷蔵庫のある現代ではほどほどの酢で良いと思います。

ヴェネト出身のシェフに聞いた話ですが、「小さな村の司祭様が亡くなり、遠くの町から違う司祭様を呼んできてお葬式をあげてもらう間、ご遺体を腐らせないようにサオールの漬け汁に浸けて保存した!だからサオールは腐らない!」…と言っておりました。

イタリアンパセリとオリーブオイルをかけて


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