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派閥は自民党だけではないのだ!

イジメの多くは表面化しない。またその事実は匿名で語られる。ゆえに真実が見えてこないことが多いし、さらには被害者も加害者も口をつぐめばもうあとは傍観者だけが証言するのでそこには嘘もホントもなんでもありな状態になる。

今でこそ胸を張っておひさまですと言えるが、その前は欅坂46のファンだった。サイレントマジョリティ、二人セゾン、世界には愛しかない、風に吹かれても、エキセントリック、不協和音など、どれも好きだったし、けやかけなどで見せるメンバーの素の表情はどれも面白く、まさに今のひなあいに匹敵するほどだった。鈴本と織田の絡みや、今泉の天然ぶりや米さんのマニアックネタなどよく覚えてる。けやかけにひらがなが出てたのでひらがなを認識し、がな推しを見るようになったのだ。最初に欅坂があった。

圧倒的なのは平手の存在感だった。彼女がいたから欅坂は存在し、彼女がいなくなったら存在しなくなる。それは当然のことだった。

あるとき、週刊誌で欅坂内でのイジメや派閥のことが取り上げられた。平手を教祖とあがめるイジメグループによって、今泉がまずはじかれ、ねるもはじかれたというもの。イジメは事実確認が難しいし、真相は闇の中。でも一連の記事を読んでて本当にあったんだろうなという印象は持った。思い当たるようなシーンもあったし。そして欅坂への興味が急速にしぼんでいった。いじめ抜いておいてどの面さげてアイドルグループなんかやれるのか、そう思ったらもう応援するのもバカバカしくなってしまったのだ。その頃には欅坂ではなくひらがなけやき、日向坂の方が断然面白くなっていた。少なくともこのグループにはそうしたイジメとかなさそうだと思えたし、ドキュメンタリーをみてもわかるようにとにかく目の前の案件に一生懸命になっていることに好感を覚えた。以来、ずっと「おひさま」だ。

日向坂にも影はある。柿崎芽実がやめた時、最初のピンチだった。やがて影山がいなくなり、濱岸ひよりもいなくなり、井口が辞め、メンバーも片っ端から体調不良で数ヶ月単位で休むようになった。そして今も小坂菜緒は帰ってこない。おいおい大丈夫かと言いたくなるが、ここはもうこれ以上忙しくなりすぎぬよう祈りつつも元気で乗り切ってもらうのを期待するしかない。もう二度と、空中分解した欅坂のようなグループをつくってはいけない。いまの櫻坂はまったく別のチームだし、欅のコンセプトもなにももはや見る影もない。それはそれでいいのだが、日向坂までがそうなってもらっては困るのだ。

日向坂にかぎってイジメはない。と信じたい。派閥もない。と信じたい。小坂の復帰を今は心待ちにしている。

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