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バンドは続く事になりました

読み返したら相当な長文、まとまらない駄文でしたが
まあお付き合いください

その昔、俺たちの大先輩に
歌楽っていうアコースティックデュオがいてだね
QLTONEのというか
俺と都筑の音楽人生を語るには
この人たちとの出会いは
どう考えても外せないわけで
我々がまだ10代の時に出会い
歌楽>歌楽ife>カグライフ
と、どのタイミングでも
圧倒的な影響を受け
まあなんやかんやあって
今に至るわけです(端折り過ぎ)
その間、我々も
少年>Green bottom>QLTONE
と変遷を遂げているわけで

時代を感じますわ...(しみじみ)


何年前なのかよく覚えてないけど
歌楽の野口さんと川嶋さんが
別々の道を歩く事になった時
みんなで止めようとしたけど
止められるはずもなく
2人は別々の道を行く事に
都筑脱退は
俺の中で2人の別れに匹敵する

そう
都筑の脱退は
そんじょそこらのバンドのメンバー脱退とは
わけが違う!!(何を言うとる)

音楽を初めて約20年
メンバーを加えた事はあっても
一度もメンバー脱退を経験した事がない

言ってしまうと
都筑しか知らないし
ゴリしか知らない

音楽の始まりが都筑とのアコースティックデュオであった為

バンドを始めた時に
バンド経験のなさに相当な引目を感じた
なんなら今でも感じている

元アコースティックデュオを経たエレキギター初心者の大島と
元アコースティックデュオを経たベース超初心者の都筑と
音楽活動未経験のドラムマニアあがりのゴリ

という

いわゆるバンドマンとしては
異色な経歴の持ち主

右も左もわからなすぎて

ずいぶん遠回りをしたなあ

と感心する


また歌楽の話になっちゃうけど
野口さんと川嶋さんは
我々の音楽人生にとって先駆者であり
一生頭の上がらない人たちである

実は俺たちの目の前には
音楽で食べていくという道がなくて
その道の輪郭をつくってくれた人たちが
この歌楽の二人なのだ

そしてサンストというライブハウスを
一緒につくった人たちと言っても
過言ではないだろう(のぶさんがなんて言うかは...)

イベントという概念
打ち上げという概念
ツアーという概念
これら全てを教わった

ほんでそれを俺たちは後輩に教えていく事になるんだけど

後輩には凄く恵まれて
本当に幸せに思っている

こんな俺たちを嘘か本当か慕ってくれる奴らがいて
SRFでラヴトンやろう!って言ったら
「いや、むしろこっちからお願いしようと思ってました」
みたいな人もいて
ああ、生きててよかった
って素直に思える自分がいて
ああまだ死んでないんだな
って思わせてくれる

月がさ、Halo、それ以外たくさんの後輩バンドには
助けられてきたなあと思う


話変わって
というか
話めっちゃ変わって

都筑のやめたいという話は
2016年ぐらいから
たぶん4回ぐらいあって
当時は脱退というよりは
活動休止したいとか
解散したいとか
そんな雰囲気だった気がする

なんとか乗り越えてというより
のらりくらりしてきたというか
応急処置を重ねに重ね続けてきた
そんな感じ

都筑の申し出としては
バンドとしてペース落とせるなら残留
無理ならやめるという申し出

ただ今回は
彼にはもっと情熱を抱けるものが
見つかったとの事で
だったら無理してやる必要もなし
もう脱退させたげよう
って感じだった

ただ前回こういう話になった時に
都筑がやめるなら俺もやめる
とゴリが言っていたのを思い出して


こりゃあ解散だ
と思った

1人でやれるかなあ
バンドたたむか
1人は無理だろー
無理かなあ?
やめんのかあ
どうすっかなー

と日々考えた


ほんで数日経って
再びメンバーで飲みいった

都筑脱退の話題になり
覚悟もしてたので
いざ思い切って
「QLTONEの楽曲をこれからも歌いたいから俺1人でやるよ」
的な事をと言った
確か、多分。

そしたらゴリが
「え?なんでおれいないの?」
と言い出して
「え、だって前回都筑脱退ならやらないって言ったじゃん」
「そん時は言ったかもしれんけど今は違う」
的な事を言った気がする
確か、多分。

って

おい

俺がどれだけ考えて
「1人でやる」
という結論を出したか
ふざけんな○すぞ!!
と一瞬思ったが笑

正直助かった
首の皮一枚つながった

都筑がやめるってのは
バンドにとって
大島の音楽人生にとって

いや
もっと言うと
幼稚園年長さんから数えて
都筑がいないという事は初めてのことで
正直なにがなんだかわからないのだけど
ゴリがやってくれると言うから
首の皮一枚繋がった

QLTONEファンはゴリに感謝しなさい


また話変わるけど

先日飲み屋で
ちょっと怖めの年上の方に絡まれて
バンドやってる事をあかすと
説教タイムに突入し
「リミット決めろよ」
「お前の歳の時は俺なんかはなあ....」
みたいな話をされて
俺のことなんて何も知らないくそじじいが
うるせえ死ね殺すぞ
と思ったけど
そう思うのは図星だからだし
リミット決められない自分が
だせえだせえと思ったからこそであり
結局自分が一番くそだなあと
心から思ってボッコボコにされ
帰りました

音楽というものに
人生を狂わされた
音楽をしていなければ出会わなかった人がいるのも
事実なんだけれども
良くも悪くも音楽に人生を狂わされた
とやっぱり思う

どっかで諦めていれば
結婚したかもしれない人がいたり
なかなかの高給取りになっていたかもしれんし
もしかしたら子供授かってたかもしれんし
たらればを言い始めたらキリがないが

そういうのを全部つめた音源が
今度出来ます(急に宣伝)
これを一曲目から流れでみんなに聴いてもらう事
これが今のささやかな夢みたいなものです

都筑だけじゃなく
複数人のベーシストに手伝ってもらいました
良い曲が出来たし
良い音源が出来そう


もしかしたら都筑脱退は
誰かにとっては裏切りなのかもしれん

でもギリ許して欲しい

だって続けるんだから

多少の事は多めにみて欲しい

だって続けるんだから

応援してね


ほんで


続けるにあたって

すでにスタジオには入ってます

気が早い様ですが
入ってます

やるって言ってくれるやつがいたら
やらないわけにはいかないっしょ
って感じ


多分、いや
おそらく、いや
99%音楽で飯を食うなんて
不可能だと思っている

これは諦めでもなく
投げやりでもなく
事実としてって話だ

でも先日川嶋さんが言っていてね

俺がバンドで売れると思ってない
的な事を言ったら
可能性の話は置いておいて
川嶋さんは「売れると思ってる」と仰っていた
心の中で謝った
ごめん
何を隠そうこの俺も
思っている
そう
心のどこかで
売れると思っている

あー恥ずかしい

でも音楽は
売れると思ってないと
出来ないと思っている

で、ないと
続けられないものだと確信している

ビートルズのせいで

そういうものになっている

音楽の歴史をみても

音楽をやる=売れる

突き詰めればそれでしかない

貴族のための音楽なんてない
だってもう貴族がいないし
現代でいう音楽というものは
どれだけの人の耳に入るか否か

どんなスタンスで音楽をやろうとも
だれかに聞いて欲しいと思うのであれば
「売れる」というのは
どうしてもつきまとってくるのだ

だからやるからには
どれだけおじさんになっても
売れてえ
お金にしてえ

これは変わらん


仮に俺が音楽をやめるとしたら

元カノとヨリを戻すか
運命の人と出会うか

これぐらいのもんだろう

そんな絵空事を浮かべながら

出来るだけQLTONEを続けたい

音楽で
QLTONEで
ご飯食べるために


皆々様
どうか
これからも

よろしくお願い致します

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