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約2年ぶりに勝ちました

前戦からあっと言う間に試合がやってきました。普段なら3ヶ月に1試合のペースを目安にするのですが、今回は間隔を空けずに試合を受けました。
「試合をしたい」というモチベーションと身体のコンディションが噛み合ったからこそここまで準備ができました。
対戦相手が前戦(2024/5/12)と異なるタイプなので対応に時間が掛かりましたが、対戦相手と身長が同じくらいの所属選手がいてくれたお陰でリアルな感覚を磨くことが出来たように思います。

闘いに必要なのは「前に出る覚悟」だと5月の試合で再認識していたはずなのに試合前の練習では上手に動こうして調子を崩していました。
思考と動作のバランスのとり方は人それぞれだと思います。僕の場合は思考の割合を減らさないと動きが鈍くなります。何度も同じ失敗を繰り返しているのですが、いつの間にか忘れてしまうから厄介です。

試合会場にて

海外での試合は2回目ということもあり不安は殆どありませんでした。どんな場所であろうとケージに入れば景色は同じです。目の前に相手がいるという現実との闘いです。
海外で試合をする時に大事なのは「何があっても受け入れる」度量や観念だと思ってます。食べ物や飲み物は普段通りに摂れないですし、当日のスケージュールやルールも不確定要素だらけです。
それでも、「そんなもんか」と受け入れて「じゃあどうするか」って思考を巡らせることが出来るか。こういった考え方は仕事と似ているなと感じます。状況や環境に文句を言わない癖をつけることって大事だなと。
それでも移動時間は4時間を超えるとしんどいです。

試合後に送って貰った画

試合後には沢山の人たちから連絡をいただきました。久々に「おめでとう」のメッセージを見て、自分自身の嬉しさよりも誰かが喜ぶ姿に闘う意義を感じました。試合をして勝った、負けた、嬉しい、悔しいだけで終わらせない為に日々の生活があるのだと感じます。格闘技だけだったら見えない世界がある気もして、これが自分の生き方でもあるんだなと。勝った姿を見せれて良かったです。
同時にまた試合をしたいという欲も芽生えていて、以前とは違った感覚で取り組めている自分を感じています。
これまでなら続けて試合をすると、精神的に擦り減って少し休みたいと感じてましたが今は「次、行こう」といった具合に格闘技を楽しむマインドも入って来たようにも感じます。

今回も休まずに練習をして次戦のオファーを待ちます。もしも関係者の目に止まっていたら宜しくお願い致します。

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