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5ヶ月間で6000球、120km/hの球を打った男が教えるバッティング理論ートップからの拳の動きが肝だった
【本文】
2023/01/12
今はカタパルト打法が1番簡単に球が遠くに勢いよく飛んで行くという結論になりました。
長い動画ですので、概要欄とコメントの目次、チャプターから見たいところを見てください。
バッティングで、遠くに打球を飛ばすコツは。上の手だった!
(右バッターだったら、右手、左バッターなら左手)
やってみてください。
こ
今年の7月中旬からバッティングセンターに通い始めました。立つのは120km/hの打席ばかり。
始めた当初、やりすぎで、右肘の筋肉が肉離れするほど、バッティングセンターに通っていました。
ほぼ全ての打席をiPhoneのカメラで記録しました。
その動画の数はのべ360本を超えています。
その結果、バッティングセンターでも、ちょこちょこ良い打球を飛ばせるようになりました。
学生時代帰宅部の運動音痴だったのでびっくりしています。
バッティングセンターで6000球以上打った私が、
バッティングで一番重要だと思ったことはなんでしょうか。
それは…
トップに作った拳をどこに持って行くか。
ということでした。
まず、動画をご覧ください。
この頃の私は外角高めの球しか、打つことができませんでした。
自分は外角高めが得意だと思っていたので、長野選手や浅村選手のようにホームから遠く立っていました。
拳が外角高めを打てるように、右から左前に動いていました。
この打ち方を『開放打ち』と呼んでいます。
これが自分のベストスイングだと思い込んでいました。
こちらはつい先日撮った動画です。
拳がトップから並行に右から左に動いて、肘を畳んで打っています。ホームにもだいぶ近づいています。
この打ち方は『インの捌き』と呼んでいます。
スイングにはコースによって、バリエーションがあるのです。バリエーションを生むのは、体の動きではなく、トップからの拳の動きだったのです。
トップからの拳の動きを考えて、スイングのバリエーションを増やせば、どんなコースにきた球も打てるようになるはずです。
素振りや練習のときは、トップからの拳の動き方に注目して練習してみることを勧めます。
トップからの拳の動かし方をたくさんできれば、それだけ有利です。
ぜひ、やってみてはいかがでしょうか。
私にとっては、バッティングは理科でした。
仮説を立てて、実際にやってみて、結果を考える。自分の動きや人の動きを観察して、自分でやってみる。その繰り返しでした。
練習というのは考えたアイデアを試す良い機会です。「練習がつまらないなー」「辛いなー」と思っている方がいるのなら、仮説を立てたり、アイデアを考えてやってみてはどうでしょうか。練習がワクワクしたものになると思います。
人に言われてやったり、何かをYouTubeを参考にしたりというのは、ある程度自分の型が出来上がってからじゃないと意味がありません。
頭の中で理屈のわかっていない受け売りの動きをしていくと混乱していくだけです。
私は自分の型を自分でアイデアを考えて、作り上げました。自分の型できるまでは自分で考えてやってみませんか。
私もYouTuberや元プロ野球選手の方の動画を見たり、強豪校出身の方の話を聞いたりしましたが、どれも役に立ちませんでした。逆に打てなくなりました。
まず、自分で仮説やアイデアを考えて練習することを勧めます。自分でやる気にならないと意味がないのです。それも上達の技術のうちです。
努力というのは「ing(現在進行形)」です。
「過去形」ではありません。
このingの最中に、私たちの背中でレンガを1つ2つ、3つ……と積んで行っているのです。
そのレンガが積み重なった壁が全て倒れたとき。大きな音をたて、砂埃がたった時。私たちは後ろを振り返ります。
その時、自分がingしてきた意味がわかるときなのです。それが努力です。
途中でバッティングセンターに通うのをやめようと思った時がありました。それでも、仮説を立てて、アイデアを試してみてということでつづけることができました。
努力をしていたつもりは全くなかったのですが、努力をしていました。
結果、バッティングで努力の意味がわかりました。
みなさんも、バッティング以外でもこういう経験ができる2022年になることを祈ってます。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
★★動画集★★
トップからの拳の動かし方についての動画
バッティング時の目線についての動画
バッティングの時の呼吸に関する動画
バッティングの時の腰の使い方の動画
バッティング理論習得のコツに関する動画
※自分の発見した新しい方法、私以外の元プロ野球選手やYouTuberの方のやり方を覚えるのにも、1000球(50打席)は絶対に必要です。
めげずに続ければ、結果がでるかもしれないし、新しい発見が生まれるかも。
★★番外編
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