108の煩悩を捨てて、解脱する男 そら

ぼくの名前はゆん。はじめてじゃないですよね?

100日後に20kg痩せるという企画を成功させたゆん。
「次は何をするか」
そんなことを考えていたところ、
「ゆん、煩悩を捨てろ。108日後までに煩悩を捨てろ」
と友達から言われた。
わかった、やってやろうじゃないの。煩悩を捨てよう。
男の4大欲は「酒、たばこ、ギャンブル、女」と言われる。
ゆんはすでに1年くらい、たばこもギャンブルもやっていない。
また、20kg減量企画で身体の体質が変化。お酒も飲めなくなってしまった。
じゃあ、女だけだなーと思ったが、最後に関係を持ったのは1年以上前だ。
「もうすでにだいたい捨ててるやん」とゆんは思っていた。

じゃあ、企画を変えるか。
「108の煩悩を捨てよう!」

ゆんは誓った。

「とりあえず、断捨離でもやるか」

ゆんはクローゼットの服を少し捨てて、iPhoneを開いた。
「これ、必要か?」
Instagram、X、Youtube、TikTokを削除した。飲食店がフォローキャンペーンとかよくやっているけど、5000円、1万円得することはない。iPadからも、YouTube以外を削除した。


今、SNSはパソコンでやっている。ゆんは気がついた。
「SNSって、スマートフォンとタブレットでやる必要がまったくないな」
ストレートニュースの担当記者でもないゆんが即時性のあるものなど投稿しない。
基本的に家にいるときはiPhoneの画面を見ることをやめた。
家では体重、血圧、食事、料理を撮影することにした。
スマートフォンやタブレットはゼネラリストかもしれないが、マルチタスクは苦手だ。
エンコードやアップロードの際は画面を開きっぱなしにしなくてはならない。
それに、スマートフォンやタブレットは双方向のやり取りも苦手だと思っている。
つい瞬間で反応して、相手を傷つけてしまったりする。
最近のSNSのオススメで出てくる人たちはイキリ散らかしている。
なぜ、そんなに偉そうなのだろう。経営者のYouTube番組の影響なのかな。
現実社会のイキっている人たちって、誰からも相手にされなくなって、周りから誰もいなくなってフェードしているイメージ。仕事もできなさそうな人たちばかりだった。


組織に所属したことがある人なら、謙虚で、共感力がある方が仕事ができる人だってわかるはずなのに。まさに、back numberの「水平線」。
noteだってそう。イキリ散らかしている人間ばかりだ。
人の話を全く聞かずに、「俺、ぼく、私は正しい」とリプライを送る人間が多すぎる。


SNSでイキっている人間を見ると、こっちもイキってなんかやりたくなってしまう悪い癖があったが、そういったイキりを見なくなって、そういう感情がなくなった。

Threadsはそういったものがなくていい。うまくコントロールすればきれいな投稿しか出てこない。
PCからInstagramにログインして、過去の投稿をかなり削除した。
SNSのアーカイブに過去を遡る機能はゆんはないと思っている。それは個人のクラウドに。

まず、ひとつ捨てたな。次は何を捨てる?
素直さ?

それを捨てたら、人からめちゃくちゃ嫌われるな。


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