母の畑仕事
うちの母は する事があって忙しい。
今日も明日も明後日も 畑仕事に精を出す。
私が母の家に行くと 畑仕事で夢中だから車を停めてもわからない
私は車を降りゆっくりと 今日も一生懸命だねぇ～ぇっ♪ と
声を掛けながら母の近くまで行く。
そうすると 母は あぁぁ～っ♪と 誰かもわからずにとりあえず返事を
するのがここの習慣だ。地域性？ここの文化かな（笑）
返事をし終わって頭を上げて 初めて誰か？を認識する。
とりあえずは、誰かわからなくてもいいから返事が先なのだ。
今 耕している場所は以前 きぬさやの豆があったのを倒して
新たに何かを植える準備をしているんだろうと思う
何を植えるか？私にはわかなない。
ロープを地面に張り 畝が曲がらないように真っすぐに鍬を
立てながら耕している。
素人の私でもそれくらいはわかる。
８９歳の母は 今日をしっかりと身体を使う。
腰も痛かろうとも思う。
それでもこれが毎日のルーティーンだ。
前に私が鍬を使って畝を作ろうとしたけど
見事に畝が曲がりまったく話にならなかった。
だから この日は 見ているだけの日にしました。
多少 殻の片づけなど一輪車に運び出す仕事ならお手伝いはできる。
今回はそんな作業もないみたいなので 作業をしている母をみていました。
日中の熱い時間は避け 日差しが弱くなったり 風が出てきた
タイミングを見てまた畑に繰り出す。
毎日。。。。汗を流すことが好きな母。
そんな毎日をおくる母が私は 好きだ。
人として人間としても尊敬できる大きな存在だ。
する事がなくなると 畑の草取りをする。
母は 小さな草もどうやら目につくらしい。
雨が降ったり 畑ができないときは何をしてるかというと
小学生がする？ぐらいのパズルをしている。
もしくは ビーズでブレスレットを水糸を使って作っている。
正直 私は こんな小さなビーズを使って指輪とかブレスレットは
作れないし 糸をどう廻したらあんな可愛い色合いができるのか？
まったくわかりません。脱帽です。
きっと今日も母は 自分の身体に合わせて畑をしているはず。
今日の朝に電話が来て 元気な声を聴けた。
ここ４日くらい行っていないので 明日にでも仕事帰りに母の家に
行ってみようと思う。
ついでに畑にあるブロッコリーも収穫して貰おうと思う私です。