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冬の季節になると思い出す、かつての「年賀状」マーケットを支えた人達の正体

ヘッダー画像は理想科学工業より引用
https://www.riso.co.jp/learn/risoart/lp/printgocco/index.html

皆さんは最近、年賀状を作っていますか?私は全く作らなくなりました。今週の記事は、年賀状を作っていた頃を振り返りながら、多くの人に買ってもらえる商品とは何なのか?を考えます。


 20年ほど前、インクジェットプリンターが一家に一台あるのは当たり前だった。そして、その多くは「年賀状印刷」の需要であった。あの頃、毎年11月下旬〜12月頃になると、テレビでは家庭用プリンターのCMがこぞって放映されていたものだ。

 今では見る影もないが、年賀状を取り巻くマーケットはとても大きかったのだ。
 小売店では年賀状を書くためのグッズが並んだ。昔々は干支を模したハンコやら、プリントゴッコ、ワープロ、ちょっと時代が進めば年賀状作成ソフトを収録したCD-ROM、上記のインクジェットプリンター等である。

 ところで、これらの一大マーケットを支えていたのは、年賀状を好きで書いている人達だったのだろうか?
 実はそうではないのだ…

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