見出し画像

あなたの記事を読んで感想を言うときに心がけたこと

 どうも、記事を読むときは3000字程度がちょうどいい、空条浩です。今日も素敵なイラストをみんなのフォトギャラリーから使わせてもらっています。ありがとうございます。

 noteを始めて一年ほど経ちますが、感想言うのって難しいですよね。未だに慣れません。だからと言ってスキだけで済ましてしまうのも少しもったいない気もする。そんなことを思っていたので、5月5~31日まで「いいものにはいいものと言おう運動」と題しまして「一日一回感想を言う」というのを決めて感想をコツコツ書いてきました。

 感想を言うようになってまず心がけたこと。

・心が動かされたと思ったら感想を書く。
・感想が出てこなかったらあきらめる。
・絶対にけなさない。

 まずはこの三つを意識しました。結構悩みましたねえ。1時間くらい記事とにらめっこしていたのかなあ。というのも、

・自分がいいと思った点はどこなのかを探し
・なぜいいと思ったのかを考え
・それをどのような言葉で伝えるのか

 ということを考えて感想を書くようにしていたからです(え、感想雑だったじゃんと思った方、すみません! それは僕の表現力不足です……)。これは書いているうちにより意識するようになったことなんですが、思ったことや感じたことを具体的に書く、というのも心がけました。

 ところで、なぜ感想を突然言うようになったのか? きっかけはあまりいいものではありません。なんか最近読んでもいないのに「スキ」を押す方がちらほらいらっしゃるんですよ。別に嫌がらせをされたというほどのものではないかもしれませんが、交流としては不自然だし悲しいですよね。

 僕らは創作をする中で顔の知らない誰かとひとつのものを分かち合えたならと願うし、新しい出会いに心を躍らせたりするわけじゃないですか。安い影響力を押し売るみたいなみっともない人間よりは、好きなものは好きと気持ちよく言えるような人間になりたいですよね、誰だって。

 じゃあいざ感想を書くぞ! 記事を書いたクリエイターに伝えるぞ! と意気込んだとき、僕らはどのように伝えればいいのか? あくまでも個人的な意見になってしまいますが、やったことを少し紹介したいと思います。

 まずは記事を選ぶとき。新しい刺激を求めて検索の海にダイブするわけですが、あてもなく泳ぐと疲れてしまいます。なのでジャンルを決めました。「ショートショート」「短編小説」といったキーワード検索や「読書・書評」「コラム」といったホーム画面のジャンルから選んだりしました。

 それから新着順で見て、面白そうなタイトルを見つけては読んで、見つけては読んで。読み終えて「スキ」を押したものの、感想が出てこないとなったら無理せず次読みに行きます。意外と「あ、さっき読んだ記事もう一度見よ。感想書いてみよ」と思って帰ってくるときとかあったんですよ笑

 感想を言うとき、具体的に伝えたいので引用を使いました。

例えば
○○○○○○(本文抜粋)
この一文が好きです。~~~~

 など。ただ「面白かった」「よかった」という感想もいいですが、引用することによって、さらに具体的に相手に伝えられると思います。

 感想を言うときもう一つ、何に共感したのかを書くようにしました。記事のテーマについて自分が思ったこと、この記事をきっかけに興味を持ったこととかを伝えるのも、良いかもしれませんね。

 ところでこの毎日感想を続けることであることに気付きました。

 これ、傾聴の練習にいいんじゃね?

・相手の言葉に耳を傾け
・相手の言葉を理解しようとかみ砕いて
・自分の言葉で再解釈する

 コメントして帰ってくると会話のキャッチボールにもなりますしね。しゃべっているわけではないので聞き逃すこともないし、相手とポジティブなコミュニケーションを取れるので良いのではないでしょうか。

 あと感想を言っていてもう一つ良いことがあって、自分の好みがわかるようになるということ。僕はnoteを読むときだいたい3000字くらいでおさまる記事を選んでいるんですね。他にも小説だったら「人間ドラマ系が好き」「構成が面白いものが好き」とか、エッセイだったら「何気ないモノ」「見落としがちなモノ」について熱く語っている物が好きとか。

 僕らって、自分自身のことあまりわからないじゃないですか。でも感想を言えば言うほど自分がどんなものが好きでどういうものに惹きつけられるのかが、何となくわかってくる。自分を見るときの解像度が上がる。好きなものに多く触れたほうが暮らしは豊かになるだろうし、お金の損失も少なそうですよね笑

 というわけで、これを読んだあなたは僕の小説を読んで感想書いてね! ……なんて当然言うわけではなくですね。もしも「自分なんかが……」と思って感想を書けないでもやもやを抱えているあなたが、この記事をきっかけに感想を伝えて誰かのことを応援したなら、うれしく思います!

お金が入っていないうちに前言撤回!! ごめん!! 考え中!!