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蝉のように

鳴いて、哭いて

あがいて、しがみついて 

夏になればやってくる、そんな君のように、がむしゃらに
生きてみたいんだ。

僕はいつだって、暗い土のなかで丸まった幼虫のままさ。

待ってておくれ、いつか、君を迎えに行くよ。

僕の声が聞こえたら、見つけておくれ。

僕は声が枯れるまで、歌いながら、君を待つよ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 いろいろと実験的に書いていこうと思います。 つたない文章ですが、よろしくお願いします。