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ポケモン剣盾感想/本当のポケモンの世界に魅力的なキャラが生きてた

 年末年始で『ポケットモンスターソード』をプレイした。
 2020年秋とかに出ているエキスパンションパスなどではなく、ノーマルタイプ(?)の方。
 本作の発売日が2019年11月15日ということなので、1年以上遅れてのプレイとなる(プレイするまでが遅ければプレイしてから感想を書き上げるまでも遅い)。
 以下は、プレイしてみての感想文である。
 尚、自分はゲームはポケモン以外はソシャゲくらいしかやらない。どちらかというとストーリーや世界観のオタクなので、その話がメイン。
 本当に感想文で「ここが面白かったな~良かったな~」ということが自分の記録程度に書いてあるものなので、批評的なものではない事をご了承願いたい。

※以下、『ポケットモンスターソード・シールド』におけるネタバレを含みます。

0.感想文の前情報(私的な余談なので感想のみを見たい方はスキップ推奨)

 私は、ライトな層のポケモンファンであると自認している。
 「その辺から10人日本人を集めたら、恐らくはその中で最もポケモン好きな人間だが、それが100人となるとちょっとどうだろう……?」というくらい。

 プレイ済みのシリーズは以下の通り
 『ルビサファ』『ダイパ』『プラチナ』『ブラホワ』『ブラホワ2』『XY』『ORAS』『サンムーン』
 ……確かこんな感じ。

 『ブラックホワイト』以降は基本的に発売されたとなると購入してプレイしていた。『ウルトラサンムーン』に関しては多忙とかで購入のタイミングを逃してしまったと記憶している。

『レッツゴー』以降をプレイしていなかった理由は、とてもシンプル。

 Switchを持っていなかったから。

「あ~ポケモン新作出るんだ~でもSwitch持ってないんだよな~
 Switchいくらだっけ~3万か…… ポケモン以外ゲームしないしな~」
 とかグダグダして4年ほど経っていた。

 なぜそんな自分が今回わざわざSwitch(Loghtだが)を購入し、『剣盾』をプレイするに至ったのか。

『アニメポケットモンスター(新無印)』が面白いからです!!

 現在テレビ東京系にて毎週金曜よる6時55分から好評放送中!

 論旨から外れてしまうので『アニポケ新無印』がいかに面白いかを語ることは控えるが、とにかく現在自分はこの『アニポケ新無印』(以下『新無印』と省略)にはまっているのだ。
 その『新無印』で2020年秋頃から全4話のシリーズで放送されたのが、「ソード・シールド編」となる。
 自分はその「ソード・シールド編」の前に予習をすべく『ポケモン剣盾』のプレイを試みた、ということになる。
 ・解像度を最大限高めて、『新無印』を最大限楽しみたい。
 ・絶対『剣盾』の悪の組織周りの話がアニメになるから、ネタバレ食らってしまう前に白紙の知識でプレイしてしまいたい。
……辺りが、今回『ポケモン剣盾』をプレイするに至った動機となる。

1.ポケモンの世界が間近に迫ってくるようなグラフィック

 正直、『ポケモン剣盾』のグラフィックレベルが他のゲームと比較してどうなのか、は全くわからない。
 ただ、自分はこの『剣盾』をプレイして、
「ポケモンの世界を冒険する」ってこんな感じなのか……!
 と、とてもワクワクした。
 もう端的に言うと、ポケモンの世界の解像度が超上がった。

①野生のポケモン
 これまでのシリーズにおける「あっ、草むらからポケモンが飛び出してきた!」ってこういうことだったのか、とようやく理解した。

 『ブラホワ』あたり(かな?)から不意にポケモンが落ちてくる、とかいうことはあったが、それは固定のシルエットだったりしていたと思う。
 草むら内でも、時折草むらが揺れていたり、ピカチュウなどの特定のポケモンの一部が草むらからのぞかせている、ということはあった。
 だが、基本的には草むらを突き抜けるときにランダム(?)で野生のポケモン戦闘シーンが始まる、といったもの。

 しかし、今作から、本当にポケモンが草むらでウロウロしている。
「まじでポケモンいるじゃん!」とびっくりした。
 そして、本当に、文字通り草むらからポケモンが飛び出してくる
 草むらの近くを通ると、ポケモンがこっちに突っ込んでくるのだ。
 手持ちのポケモンに余裕がない時にレパルダスがものすごい勢いで追いかけてくる恐怖感たるや。「これが『あっ、草むらからポケモンが飛び出してきた!』かぁ……」と逃げ惑いながら実感した。

 「ポケモンがいる世界の冒険」の視覚的な現実感が高まった、という感じかなぁ。

②背景
 背景に関しては、個人的には既に一回『サンムーン』で大きく感動していた。特に『サンムーン』においては海や山などの自然の描写が良かったと記憶している。日没の海辺で黄昏たりもした。『サンムーン』はまさに、「大自然での冒険」という形が背景を通しても描かれていたと思う。
 『剣盾』でもう一回感動するとは。
 (まぁ、単純にゲーム機自体が新しいものにアップデートされたので表現の幅が広がったということを踏まえれば当たり前のことなのだが、そんなことを言ってしまうと元も子も無いので目をつぶってほしい)

 『剣盾』の背景で目を奪われたのが、「奥行き」

 序盤で、隣町の博士の研究所に行くとなった際、ホップに「あのボールのマークがついてる建物が研究所!」と言われびっくりした。
「え! 隣町の建物がどうろ越しに遠目で見えている!?」と。
 今までのシリーズではどうろの向こうにある隣町が目視できるなんて無かった。(多分)それが、今回実現している。

イラストを描く際の言い方で言えば、
・これまで→近景&中景の描写
 にとどまっていたのが、
・『剣盾』→近景・中景に加えて遠景が描写
 といった感じ。
※近景・中景・遠景参考↓

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 カントリーな町の奥に畑が広がっている様子や、レトロな雰囲気を残した街の建物群など、「行けはしないが、この柵や塀の先も広い世界が続いている」という表現がされ、より現実感のある世界が描写されていた。


すごい!
まじで「ある」じゃん!

2.アツくさせるbgm

①最後の一匹
 『ブラホワ』の、ジムリーダー戦などで相手のポケモンが最後の一匹になった時に流れる「勝利は目の前!」が大好きだった。ジムリーダーの台詞が差し込まれ(しかも皆さんカッコいい事言う)、特に苦戦した相手だと余計に「やっと追い詰めた!」とアツくなれた。タイプ相性的に有利を取れているジムリーダー相手では、bgmを聴きたいばかりに戦闘を長引かせた記憶もある。
 続シリーズの『XY』では、該当bgmが無くなってしまったので、「あぁ、やめちゃったんだなぁ……」と少し残念な気がしてた。

 それが、本作『剣盾』で復活した。嬉しい。とっても嬉しい。

 そして、今作においてのジムリーダーの「最後の一匹」=ダイマックスなので、視覚的にも盛り上がっているところでbgmが変わるのは強い。刻みのリズムの感覚が段々狭まり、先程よりも早いテンポ&歓声マシマシのbgm。ラストスパートが伝わり、鳥肌が立つ。盛り上がらないわけがない。

②観客の歓声
 
本作『剣盾』では、観客を入れてのバトルには歓声や声援がbgmに組み込まれている。

 今ままでのシリーズでは、殆どが密室で一対一の空間でのバトルだった。本作のジム戦やリーグ戦で追加された設定が、「ポケモンの試合の観戦がその地方の娯楽になっている」という点。現実世界でのスポーツぽい。

 そんな設定が、歓声がbgmに組み込まれることによって、リアルになっていた。見られている感覚・見せている感覚・応援されている感覚が、歓声によって引き立たされる。観客の合唱には、この「この熱気を冷まさないようにせねば……」と思わされる。

 ところで、自分は、超が付くほどのインドア人間で、スポーツには全く縁がない。何かの試合に出場したこともなければ、スタジアムなどでスポーツを観戦し、応援したような経験もない。特定の応援したいプレイヤーがいるならともかく、時々いる「このチームについてはよく知らないが、場の雰囲気が好きであちこち観戦に行く」という人(高校野球とかでよく見る気がする)。かなり、理解しがたかった。何が楽しいんだろう? と疑問だった。

 『剣盾』で理解した。

 スタジアムなんかで、歓声が入ると場の一体感が出るんだね。
 感情の共有ができるのか。確かに楽しい。
 試合の大詰め! というときに、スタジアムで大合唱なんかすると、興奮するんだろう。

 ゲームでスポーツの良さを学んだ。これがE-sportsかぁ……。

3.多面性を見せるキャラクターたち

 先に述べたように、本作ではグラフィックの大幅な向上が見られた。
 それは、キャラクターのグラフィックも同様で、『剣盾』ではキャラの動きや表情が豊かになったように感じた。
 主人公も、『サンムーン』時の何となく不気味な常時微笑状態から解放されストーリーに応じて真剣に前を見据えたり満面の笑みで喜んだりといった表情の変化を見せてくれるようになった。

 キャラのグラフィックの向上により、以下のようにキャラの表現が豊かになった。
身長差のリアルさ(ジムリーダーとの握手の際などに如実。キバナがデカい。)
キャラクター同士の絡み(ビートがポプラに見初められた? シーンなどで如実。88歳のお婆ちゃんが、杖を投げ捨てて走り寄り、スカした少年を戸惑わせる爆笑シーンは技術の結晶を感じる。知らんけど)
キャラ独特の動きにより、魅力が深まる(ダンデのリザードンポーズや、ソニアの髪の毛くるくるなど)

 本作は、全体的に各キャラクターの登場場面が多かった。
 旧シリーズでは、特に四天王なんかはバトルの時に一度登場してそれきりの場合も多かった。
 本作『剣盾』では、各キャラクターが少なくとも3~4回ほどは登場しているのではないか? 序盤にジムリーダーを一気に見せて紹介してくれたり、四天王がいなくなった分もあったりして、各キャラがかなり印象に残っている
 各キャラが印象に残っているのはバトル中のカットインの効果もあるかもしれない。また、リーグカードの効果もあると思う。ゲーム内で、キャラについて説明した長めのテキストが見られるのは、ファンとしてはありがたい限りだった。

 以上のような効果もあり、キャラクター造形も深みのあるものだったと思う。
 このキャラの深みについて、「多面性」というポイントを中心に見てみたい。
 人間は、一面だけではない。良い面悪い面を含めた色々な面を持っている。だからこそ魅力的だということが伝わってきた。

3-1ホップ

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『ポケットモンスターソード・シールド』公式HPより引用©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

 実質本作の主人公
 自分は殿堂入り後までを含めた本作のメインストーリーは、ホップがアイデンティティを確立するまでの物語だと思ってさえいる。

 ストーリー序盤~中盤ほどまでは、明るくてちょっと強引な、リードタイプのライバルと認識していた。過去作で言うと近いのが、『ダイパ』のジュンかな、と思った。最強のチャンピオンである兄を憧れている……という設定も、ポケモンリーグ挑戦のわかりやすい動機だと思った。

 なので、当初の印象としては、「よくいるタイプのライバル」

 それが、中盤以降覆ることになった。まぁ、ずっとダンデの話ばかりするから大丈夫かな、とは思ってた。……大丈夫じゃなかった。

 一見元気で明るかったキャラが作中のかなりの長い時間で思い悩んでいたのは、かなり印象深い。殿堂入り後もまた悩んでたし。

 特に手持ちを入れ替えたときはかなりびっくりしたし、結構本気で心配した。「相棒って言ってたウールーどうした!?」となったのは自分だけじゃないはず。手持ちを入れ替えたライバルは史上初じゃないか? しかもカメラワークもうまくて、ホップの表情が見えないような位置になっていたから、余計に心配させられた。

 ホップは、価値基準があまりにもダンデ中心になってしまっていた。ダンデの存在が大きすぎることと、その大きすぎる存在が父親代わりだった、ということで、他の価値を知らないのは納得できる話ではあるが。そして、悩みを経て、自分自身を基準にした価値を得た。簡単に言うと、メインストーリーを通じて彼は、自分は自分・他人は他人ということを理解したんだと思う。

 事実、ホップとダンデは性質の違う人物として描かれていた。試合前に頬を叩く動作が一致したときは「うわぁ! 兄弟だ……!」と感動したが、それくらいだろう。ポプラの問題の正答率や、リーグカードでのバトルスタイルの違いの記述、あとは他のキャラクターにも「似ていない」と言及されていた気がする。そもそも、人間として違うので、当てはめて真似し続けることない。自分は自分なのだから。また、主人公でさえ伝説のポケモンをバトルアンドゲットしたにも関わらず、ホップは友情ゲットだったから凄い。そういった資質がかなり高いと思う。
(ところで伝説ゲット直後に始まったバトルにはかなり苦戦して泥仕合になった。調べたら、本作の裏ボス的存在とも言われていて納得した。強かった……)

 ところで、セミファイナルトーナメント決勝で「家の庭で戦っていたのが スタジアムで試合なんて燃えるぞ」と言われた時は「なんだか遠くまで来たなぁ」と泣きそうになった。
 あと、セミファイナル決勝の時のホップ戦bgmがかなり好きだ。軽快さの中に少しの情感が混ざっているうえに、観客の手拍子によって「ホップが観客に応援されるまで登ってきた」ことがわかって感動する。

 ホップの存在は、本作にメインストーリーにおいて一本の軸の役割を果たしていた。作りこまれた良いキャラクターだった。


3-2ダンデ

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『ポケットモンスターソード・シールド』公式HPより引用©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

 存在感の強いチャンピオン。活躍度は歴代随一じゃないだろうか。

 彼からは、「チャンピオンダンデ」としてのプライドと、それに反して落ち着きがあって冷静な「ダンデ個人」の二面性を感じた。プロ意識が強いのかな。あとは、「子供を育てていく大人としての役目」を重視しているとも感じた。これはホップの父親代わりをしていた影響もあるのだろうか。

 ファイナルトーナメント決勝で、主人公が勝利した瞬間がとても印象的である。一瞬悔しそうに下を向いて顔を歪ませるものの(ホップもそうだが、この兄弟はマジの悔しがり方をするので、勝った時に少しの罪悪感がある……)、直ぐに観客へのパフォーマンスへシフトした。長らく無敗を誇っていて、それが破られた、ある種「終わった」瞬間のはずなのに、すぐに切り替えて「望まれている自分」の演出をしたのだ。
「チャンピオンタイムイズオーバー 最高の試合にありがとうだ!」の格好良さたるや(自分がプレイしたその時は天候が雨になっていたので、なんだか物悲しさがあった)。

 殿堂入り後のバトルタワーでは紳士然として落ち着いていたので、そちらが本性に近いのかなんだと思っている。ローズとの話し合いに挑んだり、回収したバトルタワーを再活用したりと、大人な交渉やビジネスもできる人物だと想定できる。

 ホップは主人公の殿堂入り後もまた色々と思い悩んでいた事を踏まえると、すぐにバトルタワーオーナーという職にシフトチェンジしたダンデは思い切りが良い。そういう意味でもやはりこの兄弟はあまり似ていない。

 このように挙げてみると、方向音痴という欠点はあれど、人格的にはダンデはかなりの完璧人間に見える。これは自分の勝手な想像だが、ダンデがここまで完璧でなければホップも追い詰められるような事がなかったと思う。誰が悪い、という話でもないので、人間ってままならないなぁという事でしかないのだが……。

 ともあれ、ダンデは強かった。決勝ではかなりバランスの取れたパーティー構成だったし、レベルも段違いだった。自分はゴリランダーに大分削られて……最後にメッソン(最後まで進化させていなかった)がリザードンのダイゾウゲンに耐えるかどうかのゲームが始まった時は肝が冷えた……。

 チャンピオンとしての風格・強さともに備えた存在感のあるキャラクターだった。

3-3その他キャラクターのざっくりとした感想

・ソニア
 見た目ギャル+中身は博士(の卵)というギャップが個人的にストライクだった。ソニアの私室がおしゃれ道具と大量の本というチグハグなもので溢れていてたのが細かいな、と思った。悩むときに髪の毛先をくるくると弄るモーションがとてもかわいい

・キバナ
 プレイ前に既に知ってたキャラクター。有名だよね? 登場シーンも多いし印象に残りやすい。身長も高くスタイルが良いのがキャラグラフィックの向上で存分に表現されてた。優しくて面倒見が良くて自撮りが好きなにーちゃんなのに、バトルではガラッと変わり荒くなるギャップも良い。そりゃ人気出る。
 個人的にはナックルシティのモブの「ドラゴンは本来宝物を守るからダンデが宝物庫の番人なのはぴったり!」(といったニュアンスの)台詞を見て好きになった。「ヤンキーだと思ってた奴が博物館学芸員資格持ってた」……みたいな感動……(多分特殊な感動)
 あとこれはただの負け惜しみなのだが、彼のジムチャレンジが許せない。ドラゴンジムと聞いていたからこおりタイプを主軸に挑んだのに、ジムトレーナーがひでりパで登場した時はグチャグチャにされた。

・ポプラ
 今までで最も好きなジムリーダーのうちの一人になった。納得のいかない無茶苦茶なクイズ、「年寄りと軽んじるのはもちろんよくないけどさ、年寄りがでしゃばっている世界もよくないからねぇ」という現代社会に突き刺さりすぎる名言、ホラー演出かと思ったビートの勧誘シーン……。人間としてメチャクチャかっこよいご婦人だった。
 ところで、「人にはピンクを要求するけど自分が好きなのは紫」って何????
 あと「ピンク」がどういう概念なのかはいまだによくわからない……。

・マリィ
 プレイ前に既に知っていたキャラクター②。ただ、ビジュアルしか知らなかったので、ツンデレ系とかかな? と勝手に想像していた。ふたを開けてみれば、ツンの欠片もない、兄想い、仲間想い、故郷想いのとっても良い子。見た目と中身のギャップがこの子も凄い。「負けると不機嫌になるから!」と言っておいて、負けても全然不機嫌にならない。もしかして、あのちょっと拗ねたような表情が本人的には不機嫌カウントなのだろうか?
 時々出る方言が天才。マクロコスモス社員戦の時のマリィの応援は優勝。 イエー!!!

・ビート
 途中本気で心配したキャラ②(①はホップ)ポプラに拾ってもらって良かった。ポプラが評した「まっすぐだがひねくれている」が的確だった。まさにその通り。再登場した時には目ぇキラキラになっててびっくりしたけれど。幼少期のトラブルが原因で保護施設で育つ、という他人から認められることのない人生を歩んできて、最後のやけくそとして主人公に負けたら引退するとしていたものの、実際に負けたら観客という群衆から認められたことで励まされて再起することになった、という構成が良い。一人の少年が居場所を見つけた、という形だろうか。
 殿堂入り後は、こっちが思ってるよりもピンクを気に入ってるような様子が見られて安心(?)。


簡潔に感想をまとめる

 面白かった~~!

 『鎧の孤島・冠の雪原』もプレイするのが楽しみ。

 以上!

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