卒業おめでとう

こんにちは。QOL向上委員会です。
私立の中高で先生をしています。

先日、卒業式が行われました。
といっても、私立の中学生の卒業式なので、ほとんどの子は付属の高校に進みます。
それでも、節目の卒業式には、感情的になるものですよね。
そんな卒業式に際して、思っていることを書こうと思います。

「ありがとう」はこちらのセリフ

卒業式になると、生徒からたくさんのお手紙をもらいます。

「1年間ありがとうございました」
「先生のクラス、楽しかったです！」
「授業が分かりやすかったです」
「また来年も担任になってください」

こんな素敵なメッセージを書いてくれます。
今まで100枚を超えるお手紙をもらってきました。
全て大切に保管しています。

生徒はいつも感謝をしてくれるのですが、
「ありがとう」はこちらのセリフです。
なぜなら、私の原動力は生徒なのですから。
人は自分のためだけには頑張れない、というのが私の考えです。
「誰かのため」と強く思えたときに、本当に力を発揮するのだと思います。

私にとって、その原動力は生徒です。
生徒たちがいるから、
笑っているあなたたちがいるから、
大変なことでも頑張れます。

いつも、ありがとう。

生徒は本当によく先生を観察している

生徒のメッセージを読んでいると、その観察力にいつも驚かされます。
「こうなって欲しいから、こうしよう」
と、真剣に考えたことは、伝わっていることが多いです。

疲れているとき、
何か嫌なことがあったとき、
嬉しいことがあったとき、

すぐに生徒たちは気づくのですよね。
だからこそ、日々の発言や行動もしっかりしなきゃと思います。

少しずつ大人になるあなたへ

子どもの成長は本当に早いものです。

あんなに小さくてわがままだったあの子が、
あんなにすぐ泣いてしまうあの子が、
すぐにふてくされてそっぽを向くあの子が、

いつの間にか見違えるほど大きくなります。
「お世話になりました」
なんて言えるようになります。

そんな風に少しずつ成長する子どもたちが、
非常に愛おしく感じます。

必ず幸せになって欲しい。
そんな幸せな人生の手助けが、少しでもできますように。
私も頑張ります。

卒業、おめでとう。