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致命傷を避ける

こんにちはQoiQoi吉次です!
今日はミスについて書きたいと思います。
自分の経験をもとに書いていきますので、普段仕事でミスをすることが多い方はぜひ参考にしてください。
ではいきましょう。


致命的な忘れ物癖

僕は昔から、絶望的に忘れ物、無くし物をすることが多い人間でした。定期や傘、鞄などは結構な確率でどこかに忘れ、ひどい時では買ったばっかりの切符を券売機から取り忘れ無くしてしまう始末でした。
そして僕は大学2年生の時に財布と携帯と家の鍵を同時に無くしてしまったことがあります。ポケットから落ちたものもあれば、どこかにおき忘れたものもあります。
家に入れないし不動産会社に電話しようにも電話できない、携帯会社に行くも身分証がないので何も手続きできない。あの致命的ミスは本気で「あっ終わった」「死ぬかも」と思いました。
それ以来、僕は自分が場所を移動する度に荷物の置き忘れがないか? と確認し財布はポケットではなく鞄の中に入れるなどの対策を取ってきました。それでも忘れ物の頻度は減ったにしろ何回かミスを繰り返してしまうのです。


森内俊之9段

自分のミスに悩んでいる時に、YouTubeかネットの記事かは忘れたのですが森内9段の発言を見つけました。
ここで森内9段の解説を少ししておきましょう。

日本将棋連盟専務理事(2017年5月~2019年6月)。いわゆる「羽生世代」のひとりで、羽生善治九段と共に1990年代なかばから2010年代前半まで将棋界の第一人者として活躍。通算タイトル獲得数は12期。将棋系YouTuberでもある。
「ピクシブ百科事典より」

森内さんは国民栄誉賞を受賞した羽生善治さんの一番のライバルと言っても過言でない方です。小学生のまだアマチュアだった頃から羽生さんと出会い幾度も対戦してきたそうです。
しかしライバルの羽生さんが若くして7冠(将棋には大きなタイトル戦が7つありそれを全て獲得する事)をとる中、結果が出せずなかなか芽が出なかったそうです。
羽生さんに追いつこうとしてもどんどん距離が離れていく中で、森内さんは自分の対局を毎日見つめ直し、その中で一つの気づきがあったそうです。

2度目のミスが致命的になる

「対局の中でときにミスをしてしまうことはあるが、それが直ちに致命傷になるとは限らない。“ミスをしてしまった”ということに動揺し、続けてミスを重ねてしまうことが敗因となるのだ。だから、そういったときは、冷静になって次の一手を考えることが大切だ。」

一手のミスが致命的な差になる将棋においてこの事を気づけたのは一流だなと思いました。


自分に重ねる

森内9段の言葉はもろに自分に重ね合わせることができました。
鍵を落としたと思って、焦って探そうとして机の上に置いた携帯の存在を忘れて店を出る。
演劇で例えても、冒頭で噛んでしまいその失敗が尾を引き後半もグダグダになってしまうなどです。

これは一般に働いている人も何かしらあるのではないでしょうか?
遅刻してしまい、焦っていると通勤中や仕事中に注意散漫になり怪我をする。
仕事のミスでクライアントを怒らせてしまい慌てて謝罪文を送ると、相手の名前を間違えたり誤字脱字などで余計に失礼なことになる。
恋人と喧嘩をしてしまい感情的になり、とっさに出た発言を違う意図で受け取られ相手をさらに傷つけてしまう。
つまり一度起きたミスは次の違うミスにつながり連鎖していくのです。


連鎖を起こさないために

森内9段もおっしゃっているように誰でもミスをすることはあります。しかし、大切なことはミスをした後の立ち振る舞いなのです。

2度あることは3度あってはいけません。むしろ2度目で食い止めるぐらいの気持ちがないと、ミスの傷跡は広がり続けるのです。

僕はミスをした時にシャワーを浴びたりご飯を食べたり一度寝て次の日に持ち越したりと、強制的に負の流れを断ち切る習慣を身につけました。
時間がない時は深呼吸をしたり、ストレッチをしてみたりするのもいいかもしれません。

とにかく、負の流れの中で物事を判断するのではなく一度リセットし冷静な頭で判断することが大切なのです。またこれは精神的なことだけに限らないかもしれません。肉体的な疲労を緩和することも時に大事なのかもしれません。

リセットする習慣がつくと自分の失敗もよりクリアに原因が見えてきて、次失敗しないような対策を打つこともできます。
みなさんもリセットするためのルーティーンを探して見てはいかがでしょうか?

僕らは来年3月に公演をひかえています。
コロナが蔓延し負の流れが漂う今こそ一つ一つ公演実現に向けて冷静に判断し、行動しようと思っています。なのでよければ見にきてほしいです。笑

最後に軽い宣伝をしてしまいましたが、今日の致命傷を避けるというテーマはみなさんの為になりましたでしょうか?
この記事が少しでも為になり、挑戦する誰かの背中を押せたら幸いです。
ではまた!



QoiQoi 吉次匠生

QoiQoi新作公演情報

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QoiQoiでは来年3月10日~14日(9日にプレビュー公演アリ)に新作公演
『SCRAP AND…?』を上演します!
コロナの感染拡大によって延期をしておりましたが、その期間に更に取材やリサーチを重ねクオリティーを高めていますので、ぜひこの機会にご覧ください。
コロナ対策も万全にしてご来場をお待ちしています。(ご予約はこちら↓)

QoiQoiプロフィール

2018年2月9日に大橋悠太と吉次匠生によって結成されたアートユニット。 当初はano(アノ)として活動していたが、2020年10月1日より団体名を改めQoiQoi(コイコイ)として新たな活動を始めている。
また、「想像力を創造する」を信念に演劇、映像、インスタレーションなどさざまな分野を飛び越え作品制作を行う。団体名のQoiQoiもquality of imaginationが由来である。 また、社会問題から個人の体験まで幅広い事象を可視化し、常に観客に「当事者性」を提示する作品作りが特徴である。



このnoteでは作品制作のことを中心に、被災地のことや原発のこと、その他考えたことなど、読んでくれている方へなるべく為になるような記事や僕らをより知っていただける記事を書いていくことを目指しています。
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