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【北陸の自然紹介】箱屋谷山~医王山県立自然公園(金沢市)

山へ行きたい


みなさんこんにちは。先日思い立って『金沢の奥座敷』こと医王山いおうぜん系の箱屋谷山周辺へ行ってきましたので、ご紹介します。

医王山とは

医王山は両白山地の北端に位置する標高939mの山塊で、金沢市の東部、富山県南砺市との境にあります。南砺市側はスキー場のイオックス・アローザがあることで有名です。

また、日本三百名山や新・花の百名山に選定されています。

ネジバナ


ヤマアジサイ

登山道としては初級者から中上級者向けまで様々なコースが整備されていますが、今回は医王山ビジターセンターから西側の登山道を通り大池平へと抜ける『箱屋谷山』ルートを選択しました。

なお、スタート地点の医王山ビジターセンターへは県道27号医王ダムから車でおよそ30分弱ほどで、よく整備された道ですが一部で離合困難な箇所があるため、特に休日は通行する時間帯に注意が必要です。

日曜朝6時の医王山ビジターセンター駐車場。下山時はそこそこ車で埋まっていた

はじめは急な登りから

ビジターセンターを出発すると、すぐに直進と左の分岐があります。左は作業車両も通行できるようですが、大雨により崩落個所があるということだったので、今回は直進の西側ルートを往復することにしました。

最初の案内版を過ぎると右巻きの登りとなる

登りはじめは右手に小川が流れ、いい雰囲気です。足元の草が深くなってくると、石のくぼみに足を取られやすくなるので注意が必要です。

少し登ると、ながーーい階段ゾーンの始まりです。今回は縦走の訓練を兼ねたフル装備だったので、より苦しむことに…。少し進むだけで息が上がり、足が止まってしまいます。

階段はよく整備されており、足を高く上げなくて済むよう配慮されている。
この先約50分は写真を撮る余裕無し

箱屋谷山~地蔵峠

階段を登り進めると、途中でいくつかベンチが用意されています。季節柄なのか土地柄なのか、大きなキノコがたくさん生えていたのが特徴的でした。

最後のベンチを過ぎると、山頂までは緩やかなアップダウンが連続します。


途中には深めの藪漕ぎがありましたので、露出部分のケガや虫刺され等に注意が必要です。

内灘まで直線距離でおよそ20㎞。歩いて歩けなくはない?

ビジターセンターを出発しておよそ90分で、箱屋谷山の山頂に到着です。遥か遠くに河北潟やサンセットブリッジを見ることができます。

もみじかな?赤と緑のコントラストが美しい

箱屋谷山の山頂から登山道に戻り、次の中継地点である地蔵峠に向かいます。

地蔵峠の地蔵。ここに4つの登山道が集まる


大池平~三蛇ケ滝

お地蔵様を正面に見て左がいま降りてきた道、右の稜線が大池平へ向かう道です。しばらく進むと展望テラスが見えてきます。

そのまま下っていくと、大沼にたどり着きます。この日は地元の方々が大規模な登山道整備を行っていました(ありがたい!!!)。



ここにある大池平休憩所もよく整備された建物です。そのまま大沼沿いに歩いていきます。

正面に見える岸壁が鳶岩?とても登れそうにないが…

そのままさらに進むとガレ場となり、川床まで下りられるようですが、この日はここでタイムアップ。もと来た道を引き返します。

途中まで下ったところ。遠くに滝が見える。


最後はバーベキュー!

10:30頃にはビジターセンターまで戻ってこれたので、そのままバーベキューをしに医王山スポーツセンターへハシゴします。

この日はほぼ貸し切り状態。
大人260円から利用でき、貸出品も豊富。

今回は一人だったこともあり立ち寄りませんでしたが、家族で行くならバーベキュー後にキゴ山でプラネタリウムを楽しむというのもいいかもしれません。

さいごに

今回の行程では、全般的によく整備されていて快適に行動することができたことが印象的でした。これも普段から整備してくださっている方々のおかげです。アクティビティや周辺観光についても、これから盛り上げていけたらいいなと思います。

また、医王山系は他にメインどころの白兀山しらはげやまや奥医王山といった山々もあるので、どんどん開拓していきたいと思います。

#金沢
#登山
#医王山
#自然
#バーベキュー
#地域活性化

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