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4月14日◆あえて距離を置いてみることの大切さ

今日の内容はバリ島の旅の直後に書いた、迷った時に自分に問う「あなたが見たい美しい世界はどっち?」に引き続き、旅をきっかけに得た気づきと学びについて。


目的に向かって決めたことを毎日淡々とこなすことは、自分にとってそれほど苦しいことではない。自分は凡人だから、継続することが唯一の突破口だと思っていたし、その考えは今でも変わらない。

ただ、何度もここで書いているけれども、いつの間にか手段が目的と化してしまうことがよくある。毎日やると決めたことを”やる”のは、”やる”こと=ToDoリストにチェックを入れることが目的なのではなく、毎日継続することで実力を上げたりQOLを上げるのが目的のはずだ。なのに私ときたら、自分で自分を追い込み、どちらかと言うとQOLを下げてしまっている。それだけではない。タスクを増やしすぎて、全く今を生きていないことにも気づいた。

未来を少しでも明るいものにしたいし、ずっと進化し続けていたい。そう思うがために、知識欲の思うがままにあれもこれもと手を付けてインプットをし続けてしまう。”何かを学び続けていればバカにならないだろう”というマインドセットでいる限り、終わりは永遠に訪れないだろう。もしかしたら私は、インプットすることに依存しているのではないかと思うようになった。

そう気づかせてくれたのは、久しぶりに再開したヨガのおかげだ。ヨガは、”今”という瞬間を生きることの大切さを教えてくれる。実はこれについてもそれまでピンときていなかった。なぜならば、以前の私はヨガを”やる”ことに注力していて、自分の内側を全く観察していなかったからだ。

自分を客観視する=あえて距離を取ってみることで、見えてくるものがたくさんある。心がざわつく原因や、身体に不調を感じた時の根本理由、そして先のことを考えすぎたり過去を後悔しすぎることの無意味さ…。そうやって本質に迫りながら不要なものを取り去っていくと、もっとシンプルに楽に生きられる気がする。

そんなわけで私のルーティーンにまたヨガが加わったわけだが、今回は自分の心の在り処をしっかり認識しながら、向き合い方を間違えないようにしたい。ヨガについてはまた追々。



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