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映画『セブンティーン・アゲイン』レビュー

こんにちは、髪の毛の質感が藁のようになってしまったので美容院予約しました。

8本目の映画は2009年公開の『セブンティーン・アゲイン』です。暗めの映画が続いてしまったのでコメディを選んでみました。

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見る前からなんとなくの結末は予想できていたのですが、映画の中で描かれるアメリカの高校生活の華々しさやザック・エフロンの顔面の美しさに終始テンションが上がっていました。

あらすじとネタバレ

1989年、高校のバスケチームに所属するマイク・オドネルは大学の奨学金がかかった大事な試合の直前に彼女のスカーレットが妊娠したことを知ります。試合が始まり自分にパスが回ってきますが、マイクは試合会場を出て行ったスカーレットを追いかけ試合を放棄。そのままプロポーズします。

そして現在のマイクはスカーレットに家を追い出され、高校からの友人であるネッドの家で寝泊まりしています。会社では自分より何年も若い女性に昇進のチャンスを奪われ、スカーレットとの離婚調停も控えています。2人の子供たちともうまくいっていません。

気分が沈んでいるマイクはかつて通っていた高校に向かい、自分達の代のバスケチームの集合写真の前で出会った用務員の老人に高校生時代に戻れたらと呟きます。

その日の夜、土砂降りの中車で帰宅していたマイクは、その老人が端から落ちるところを目撃し、慌てて車を降り橋に近づきます。そして橋の下の不思議な渦巻きに巻き込まれ落ちてしまいます。

翌朝泥だらけで帰宅したマイクはシャワーを浴びた後鏡を見て、自分が17歳のころの容姿に戻っていることに気づきます。自分は人生を変えるために17歳に戻されたのだと考えたマイクは、ネッドに諸々の書類を偽造してもらい転校という形で高校生に戻ります。

高校生活をスタートさせたマイクは、息子のアレックスがバスケチームのメンバーにいじめられていることや、娘のマギーがいじめの主犯であるスタンと付き合っていることを知り、2人をどうにか助けようと奮闘します。アレックスには個人的にバスケの指導をするのですが、その時にスカーレットと鉢合わせしてしまいます。スカーレットは17歳の時のマイクにそっくりだと不思議がりますが、うまくネッドの息子であることを信じさせることに成功し、自分との離婚を考え直させる入れ知恵をするために親しくなろうとします。しばらくしてバスケの実力が伸びたアレックスはマイクとともにバスケチームのレギュラー選手となり、試合で活躍し好きな女の子とも距離を縮めます。マギーはスタンに取られた態度に対して傷つき泣いているところをマイクに慰められマイクに対して好意を持ってしまいます。

そんな中開かれたバスケチームの勝利を祝うパーティーで、マギーに迫られたマイクはとっさに好きな人がいると言ってしまいます。そしてその直後勢い余ってスカーレットにキスしてしまい、スカーレットと目撃したマギーに平手打ちを食らってしまいます。

数日後行われた試合は、ちょうどマイクがスカーレットにプロポーズした試合でした。アレックスを応援するために試合を見にきたスカーレットに向かって、マイクは1989年での試合の時と同じサインをスカーレットに送ります。マイクの正体に気づいたスカーレットは動揺し試合会場から出て行ってしまい、同時に試合が始まります。自分にボールが回ってきましたが、マイクはそのボールをアレックスに渡し、スカーレットを追いかけて自分も会場を出ます。

会場を出たマイクは元の姿に戻っており、スカーレットと対面し改めて自分がスカーレットを愛しており離婚したくないことを伝えます。スカーレットは離婚をやめ、マイクとやり直すことを決意するのでした。

感想

高校生の頃は、学校が世界そのものだったので、ちょっと友達とうまくいかなかったり試験の結果がよろしくなかったりするだけでこの世の終わりのごとく凹んでいたのですが、20歳になった今ではバイト先で客にぶちギレられたりクレジットカードの支払い金額がえげつないことになっても『ま、なんとかなるっしょ知ーらね』くらいの情緒でいられるようになりました。このメンタルを持ってして高校生時代に戻ることができたらきっと半端なく楽しいんだろうな。

マギーに対してマイクが言った『若い頃はもうおしまいだって思いがちだけど違うんだ』という言葉が刺さりました。本当にそれ。同時に今私が怒ったり泣いたりしているようなことも、10年後の私からすれば取るに足らないこと担っていると思うのです。そう考えると歳をとることが楽しみでさえ思えてきます。

それにしてもザック・エフロンがカッコ良すぎました。

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