【日記】養命酒の効用

 養命酒を飲む習慣を、いくらか前から続けている。
 断続的には何年単位かもしれない。いつからか、特に記録もしていないので、分からない。
 ちょくちょく飲み忘れるので、必ず毎日飲んでいるかというと、そうでもない。
 だが、そんな風でも、何となく体調がよくなっている気がする。
 全く気のせいかもしれない。けれども、長期的な体調の良さ、これは何物にも代えがたいので、仮に効いていない可能性があるとしても、効いている可能性もあるのだとしたら、止めるのは得策ではないだろうと、考えている。

 先日、職場の飲み会があった時に、その中でも一番の長老格の人が、同じく養命酒を続けている、という話をしていた。
 何でも、仕事の前に飲んでいるのだという。飲みづらいけれどもどうしたらいいか、という話もしていたけど、自分はあれを一気に飲んで、チェイサーのように水で流してしまえば残らないので、気にしていなかった。
 そして、その人は、養命酒を、酒ではないと思っていたらしい。
 実際は、生薬を漬け込んでおり、薬効があろうと、あれは酒である。二十度かそれくらい。味を見ても、どうやってもあれは酒だろう。
 とにかく、何となく健康によさそうだ、という点は、共通認識としてあった。

 妻が風邪っぽくなった。龍角散も手元にない、全くどうしようもない、葛根湯もしばらく使わないから捨ててしまった、ルルを飲むか、などと言っている所で、養命酒を勧めてみた。
 養命酒も、桂皮やウコン、芍薬など風邪に効きそうなものが色々入っている。
 一杯飲んで、「飲みづらい」と言って、夜に寝た。
 翌日、喉の痛みが嘘のように引いたという。養命酒って、そんなに効くのか、と驚いていた。
 もちろん、気分的なものかもしれない。信じるか信じないかはあなた次第。

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