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【文学フリマ】それなら裏番組的に(西川火尖)

こんにちは、西川火尖です。歩さんが書いてくれてますね。ありがたい。そうです、今日は歩さんと私の同時掲載です。前回の文フリ東京、火尖は仕事で参加できなかったんですが、Qaiのペーパー「143」vol.1はたくさんの人にもらわれたと聞いています。ありがとうございます。

さて、文フリについて書く、ということなんですが、参加できなかったので、今回は文フリで配った「143」の個人的なお話というか、歩さんが文フリの感想ですごくいいの書いてくれてますからね、私はちょっと裏番組的に「143」について書こうかなと思います。

「143」は一口のチョコレートと四人の三行、一葉の写真と四人の三行というように、一つのテーマについて、四人で三行ずつ書くというものです。今回お話しするのは写真の方です。テーマの写真は上海の高層ビル街と下町の両方をとらえた夜の写真で大変素敵な一枚です。近未来とノスタルジーみたいな。

ただ俳句作者にとってはこの写真ひとつ問題があって、短歌、現代詩、川柳作者は多分全然問題にならないと思うんですが、「写真の季節いつやねん」問題です。で、よく見ると写真は多分冬なんですね。葉っぱ枯れてるし。
普段有季、しかも当季で作ってる人なら多分、分かってくれると思うんですが、今回発生した状況って、「冬の写真」を「春詠んで」「夏に出す」っていう、あちらを立てればこちらが立たずみたいな状況で、それでも方法としては
・春あるいは夏に見た写真なので、春夏の句を作る
→今のリアルな季節が俺のリアル派
・写真をテーマに詠む以上、冬の句を作る
→テーマに嘘はつけねぇよ派
などがあると思うんですが、今回火尖、ちょっと面白いアプローチを思いついて、来週、一葉の写真については、伏せてあった作者を公開する予定なので、もしよければぜひ覚えておいてください。

最後に今回メンバーに代わりに買っていただいた文フリの戦利品を載せておきます。文フリは次回とかしっかり参加したいな!!
※補遺は借りてる状態


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