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QAエンジニア JSTQB FL体験記~QBOOKの対策講座利用~


はじめに

今回の記述は2024年10月までの「シラバス2018V3.1.J03」が出題範囲です。それ以後の受験の方は間違った情報があるかもしれないのでご注意ください。

筆者プロフィール

とあるSier企業のQAエンジニアとして新卒採用で入社し、歴2年目になります。
仕事としては、自社製品のソフトウェア開発に対して、独立部門の立場で品質確保するために、レビューやテストの活動しています。コードは全く書けません(JavaとVBAを2か月触れただけ)。

JSTQB受験へのモチベーション

モチベーションは僅かながらといった感じです。
1年目の時に基本情報技術者試験に合格し、しばらく勉強したくないなぁと考えていましたが、先輩社員が皆、JSTQB FLを持っており、
「いつになったら取るんだ(笑)?」
と取得を促されたので、仕方なくといったところです。

学習時間

期間としては、1か月です。
1日あたりは、休日に30分やればいい方でした。
平日の忙しいときは、ほとんどやっていません。
というのも、後述する対策講座を視聴した際に、仕事で取り扱った内容に似ており、社内用語を一般名称に合わせる作業になると感じたからです。
試験直前も余り勉強時間は増えませんでした。

勉強方法

①JSTQB FL対策講座

恐らく、JSTQBについて調べた時に最初に出てくるであろう対策講座です。

e-ラーニング:200分
受講料:14,800円(税込)
おすすめ度:☆

この講座では、JSTQB FLの概要から、シラバスの要約、疑似問題が収録されています。が、結論から述べると、あまり必要はないのでは?と思います。
シラバスの要約はありがたいですが、他の勉強方法で間に合っていますし、そもそもシラバスをある程度理解できる人には必要ありません。私は、会社負担で受講しましたが、個人払いで14800円出す程ではないと思います。参考書の購入をお勧めします。
テストについても何もわからない!といった方にとっては有用だと思います。(そんな人が試験を受けるのか?)

②テス友

無料のスマホアプリです。

利用料:無料
おすすめ度:☆☆☆

正直、こればかりやっていました。
問題を解いて、間違えたらその箇所のシラバスを提示してくれるので、理解が深まります。また、問題形式が試験本番よりもややこしく、ちゃんと考えてやれるようにできています。難点としては、途中から解答を覚えてしまい、飽きてくるところですね。←私が悪い。

本試験

試験方式

CBTで受験しました。
最近は、CBTの試験も多いので慣れている人も多いかと思います。
60分で40問、全問題4択の選択問題です。

問題内容

テス友より難しかったとネットで見かけてかなり不安でしたが、
正直難しかったのは、2,3問程度で
他はテス友と同じかそれ以下だったと思います。
なんせ、テス友では、「○○ではないやつを選べ」など日本語で惑わされていましたが、試験問題は「適切なやつを一つ選べ」といった感じで、引っ掛けがなかったからです。
文章が長い問題も4,5問ありましたが、時間はかなり余裕がありますし、内容も難しくないのであまり気にしなくて良いと思います。シラバス4章のテスト技法の問題がほとんどでした。

試験を終えて

いかに焦らずに解答ができるかというのが感想です。
やはり、普段から仕事で触れている人間には、難しい内容ではないと思います。

最後に

情報処理試験に比べると範囲も狭く、比較的目指しやす資格だと思います。
何やら8~10月にCBT試験で
AL テスト自動化エンジニアの試験もあるようですので、
そこを目標に頑張りたいですね。

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