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表紙/ラフデザイン 2021年5月23日ー紙の本プロジェクト

紙の本プロジェクトも、最終コーナーに入ってきた感じがする表紙デザインです。前回のロゴが決まったので、かなりイメージが具体的になりました。

右左両面表紙という規格外の書籍なんで、デザインが難しい。逆にその部分がうまく昇華できれば、「独自」の世界観になると考えて、ラフデザインを書いてます。

左だけでも成立させなければならない。右だけでも成立させなければならない。そして両面を渡っても意味が有る様に仕上げたい。

さらに1Q84のテーマとしては、「二つの月」のイメージがうまく出ると良いのですが、そこも難易度が高いのです。

ラフの段階では、緑の月の表現をとても悩んでいます。小説の表現をいかに再現するかが課題です。この写真の段階では、画像処理で多層化する試みのようですが、こういうのはやってみると無残になるパターンなのは、経験上、わかってます。見事に没案でした。

こういう時は、まず紙でラフを書きます。これは陶芸でも同じです。デジタルだと、技術的に表現の幅が限定されてしまいそうなので、とりあえず、紙の上に文字やラインで、やりたいことを書きだしていきます。頭より、手が考える感じだと、発想が飛躍する気がしています。

デザインに正解はないので、悩みますね。



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