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誰だ、ロシアが寒いっていったヤツは?!~7

20180623:ポプラの綿毛

ロシアはとても湿度が低い。
日陰に入ると暑さがしのげるから、湿度は低いとは思っていたが、人によっては乾燥していると感じるようだ。
とても暑かったのに耐えることができたのは、ひとえに湿度の低さがあったからだろう。
夏の大阪ぐらい湿度があったら、あんなに歩けなかったはずだ。

今日は移動日。
2戦目の開催都市エカテリンブルグは、モスクワから東へ約1600キロ、今回のワールドカップで最も最東端の開催地。
モスクワとの時差も2時間あるという場所。
そこに宿泊できれば話しは早いのだが、そこはサポ村なのでエカテリンブルグまでバスで3時間のチェリャビンスクのホテルに向かうわけです。

本来、午前中に雀が丘とモスクワ大学のプチ観光が入っていたのだが、前日にサポ村を離脱したハルさんが空港まで2時間を超える渋滞にハマったという情報から、直接シェレメチェボ空港へ向かうことになった。
なったわけだが、予想に反してあまりにも順調に空港へ向かえたということで、途中巨大ショッピングモールへ立ち寄ることに。
プラプラしながら少しお買い物。

シェレメチェボ空港に到着。
空港内に入るためのセキュリティチェック、あーめんどくさい。
4時間ほど機上の人。
あれ? 時差が2時間だから、実質何時間だ? ま、いいか。
チェリャビンスクの空港はとても小さな空港で、警察犬が直接荷物をレーンでチェック。
今度は空港出るのにまともなチェックもなし。

そこからバスでホテルへ向かう。
田舎の工場地帯な雰囲気。
ホテルについてチェックインに時間がかかるということで、食事がてら近くのチェラビンスク市最大の繁華街キロヴァ通りへ。

繁華街といっても、これまたのどかな、全くと言っていいほどワールドカップ開催を感じさせない、規模もさほど大きくない若者たちの通りといった風情。
そこかしこに様々な銅像が立っていたり座っていたり。
思わず鳥取の水木しげるロードを思い出してしまった。

端から端まで踏破したので、銅像で遊ぶ子供たちを横目に、そろそろ食事でもと思っていたら、質の悪い客引きが・・・いやいや、そうじゃなくって。
「中で試合観戦できますよ、席も空きそうなんでよかったらご一緒にどうですか」とワキノさん。
なんて優しい人だろう。
ありがたくお誘いに乗っかり、店に入って試合観戦。

やっぱりロシアに来たのでウォッカは飲んでおかないと。
ちょっといいウォッカを注文。
ついでに懲りずに寿司も頼んでみる。
やはり、わさびはまずい。
紅しょうがは辛い。
醤油はキッコーマン。
どうやら、ロシアのデフォルトらしい。

モスクワの時も気になっていたんだけど「フワフワ、モケモケ」したのが舞っている。
これはポプラの綿毛らしい。
ずっと気になっていたものの気にしないようにしていたが、ここチェリャビンスクはとくにひどい。
これを甘く見ていたのが失敗だった。
思えば、このころから少しずつ咳が出るようになっていた。


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