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誰だ、ロシアが寒いっていったヤツは?!~11

20180627:合掌

モスクワのホテルのそばにあった、おばさんがひとりで切り盛りするような小さな食品スーパーでの出来事。
店に入るとおばさんがなんだか黒人のお客ともめている。
黒人は観光客らしく、店のおばさんに英語で話しかけている。
どうやら、棚の上の方にあるヘネシーが欲しいといっているようだ。
おばさんは背が届かないから無理といっているようだ。

で、黒人は「俺が取ってやる」とばかりに、カウンターの中に入っていく。
おばさんは「中に入ってきちゃ困ります」ってリアクション。
しかし、180cmくらいある黒人でも届かない。
困るおばさん。
困る黒人。
そこに颯爽と現れた2m近いロシア人。
すぐにおばさんから事情を聞き、サクッとヘネシーを取る。
店のおばさんは両手を合わせてロシア人に感謝する。
店内、拍手喝采。

優しいロシア人の話はさておき、下がるどころか、上がりまくる熱。39℃4。
午前中にサンクトペテルブルグのスタジアムを観に行こうと思っていたが、断念。
残念だけど大人しく出発まで寝ていることにする。

サンクトペテルブルグからモスクワ・シェレメーチェボ経由でヴォロネジへ。
ヴォロネジもこじんまりした空港。
そこからホテルまでは感覚的にはあっという間。
うーん、バスでも寝ていたせいかもしれない。

この日は薬を飲むために、ホテルで朝食を食べたはずなんだけど、何を食べたか覚えていない。
ついでに飛行機ではずっと寝ていたので、何も食べていない。
あれ? 夕食は食べったっけ? 空港で宇宙食が売っていたような気がするのは気のせいか・・・という感じ。

合掌。

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