失敗を笑いとばせるか?
どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。今日は物事の捉え方のお話。
現役プロ選手のホントの話
実は全日本テニス選手権ベスト4までいった荒川晴菜選手に大会前からサポートしていました。正直、今回の全日本選手権で勝ち上がる実力はあるけど、状態が万全ではなかったので1回戦勝てるといいなという予想でした。(ホント)
しかし、なぜ彼女が3回も勝ち上がれたのか・・・。要因はいろいろあると思いますがひとつは苦しい場面で笑い飛ばせたからだと思います。
準々決勝、荒川から6-3 5-1から5-5に追いつかれ流れが悪い0-15の場面。この状況を俯瞰(ふかん)して見れたのか、ふっと笑顔というより鼻で笑うような表情になりました。そこから1ポイントのみ失点で7-5ゲームセットとなりました。
さて、このときのメンタルは本人に訊いてみないとわかりませんが、ヒントがたくさん詰まっているように思います。
4:30あたりがその場面です。表情は見えないかもしれないですが・・・。
ミスや状況の捉え方
チャンスボールや状況をミスした時をどのように捉えるかはとても大切です。怒ってプンスカする選手もいると思いますが、時間は戻せないので、そのミスをなかったことにはできません。そのミスに対してどのように捉えて、次の行動のことを考えるのか・・・。これが大事だと思います。気持ちが表情にでるのと同じで、表情を作ったら気持ちがついてくることもあります。
笑い飛ばせるかどうか、怒りやすい選手は1回試してみるといいかもしれません。
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