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銀メダリストからのメッセージ

とあるオンラインの講習でバンクーバーオリンピック銀メダリストの長島圭一郎さんと雑談する機会がありました。

その時のテーマは「レジリエンス」

レジリエンスとは回復力・適応力

スポーツ選手だけでなく人生生きていると良いことも悪いこともある中で、レジリエンスが高い人ほど立ち直りが早いということがあります。

レジリエンスが高い人は「痛い経験から意味を学ぶ」ことがとても上手にできています。

長島さんの「痛い経験」とはバンクーバーオリンピックの前のトリノオリンピックに出場。ナメていたとご本人が言っていたように、世界選手権でも上位入賞ができていたから、オリンピックでもメダルは獲得できると思っていたら、まさかの惜敗。

この結果に対してとにかく「考えた」

と言っていました。オリンピックに向けてすべてが準備が不足だった。

そして「行動に移した」

コーチの言うことより、自分で考えトレーニングも自分で決め、練習方法も見直し、生活リズムも変えたとことでした。

長島さんが銀メダルを獲得できたのは、痛い経験があったから獲得できたということは間違いないです。

今現在、痛い経験中の選手は、そこから

どう学び、どう活かすか

こんなことをたくさんたくさん考えることがはじめの1歩かもしれません。

コーチに言われてやるのではなく、自らが考えて行動する。

そんなことができる選手はレジリエンスの高い選手です!!

余談

長島さんは現在スケートのコーチをしています。

長島さん自身が現役中コーチを信用していなかったことから、いま教えている選手たちには

「俺の伝えていることは9割は間違っていると思え」

だそうです。

これは、自分自身で答えを見つけ出せという意味になります。

たしかに指導者は「言う通りににやれ」願望が強くなります。

It's up to you

わたしも大事にしている言葉です。

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